備忘録0810

画家:山口晃 BS Hiで狩野永徳の特集を見て。着眼点がよい、アイデアは若干冷めた頭で考えすぎなきらいはある気がするけど、絵はうまい、熟達した漫画家のようである。あとしゃべりが立つ。

狩野永徳:洛中洛外図屏風 上の山口晃はこの絵と絡んで出てきたのだが、返って狩野永徳の凄みが際だつという番組側の思惑に見事にハマっていてかわいそうだった。その他同じ番組で出た永徳の作品は、襖を開けたところに見える実際の庭の「見立て」との連携が味な国宝聚光院障壁画、秀吉の背面にあって権力を演出する巨大な唐獅子図など。仕事柄ミニマルな意匠のネタ元として尾形光琳に触れることはあったのだが、この間のセルヴィス・ルソー/セルヴィス・ランベール展で見た葛飾北斎や歌川広重、二代葛飾戴斗、川鍋暁斎、幸野楳嶺らの絵手本・画譜といい、日本画は全くもって侮れない。

原田郁子:銀河 リンクはiTMSへ。原田郁子+忌野清志郎。いつ録音したものなのだろう?ここへきてこの内容はずしんと重い。自転車漕いでいるとチャリマニアの清志郎を思い出す。この間の秋川のライブで「きよしちゃん」を歌った矢野顕子のことも。坂本龍一は清志郎も矢野顕子と同じようなタイプの音楽家と評した。

スキャナーES-2000を修理

うちのスキャナーはEPSONのES-2000というやつで、西荻時代に買った古いものなんだけど、民生用としては当時ではハイエンド機で10万くらいした覚えがある。フィルムスキャンできるのがこれくらいしかなかったからこれにしたんだけど、仕事でもほとんど使われずに情けない感じに鎮座しておった。この間写真を取り込む必要が出てやってみたら縦(スキャナヘッドの移動方向に平行)に変な縞模様のラインが出てしまうことに気づいた。結局そのときの仕事には使えずにスキャン会社に頼んだんだけど、こんどうちの弟の結婚式で流すスライドDVDを作りたいというので昔の銀塩写真をスキャンする必要が生まれてしまった。まあレタッチがんばれば全然そんな縞気にならないようなレベルにはできるんだけど、せっかくなのでスキャナを修理してみることにした。

ちなみにこのスキャナはスキャン解像度が1600dpi×1600dpi。今のハイエンドは反射原稿で4800dpi×9600dpiだというのだから隔世の感がある。新しく買ってもいいんだけど、実際Web屋としては1600×1600で困ることはないし、なんせ使わないからね。

症状は「ヘッドの進行方向に平行に縦線が入る」なので、ヘッドを疑って良いだろうということでとりあえず分解。
裏返して先端部にある二つのネジ(大きな穴の奥)をはずし、元に戻して上のパタンと閉まるフタを外すとその下にある1円玉大程度の(フィルムスキャン用の装置を取り付けるフックにするためにこんなにでかい)ネジをはずす。
するとこれだけでスキャナの上側が簡単にはずれてしまう。非常にシンプルな作り。

次にヘッダを分解しやすいように、「手で」少し引き出す。このときレールから外れると若干やっかいなのでレールに沿わせて、下のベルトも動くようにしながら引き出しておくと後々不幸にならない。はずれてもちょっと手を沿えてやればすぐ元に戻るので心配はいらない。

ネジを5つほど外すとヘッド内のプリズムが露出する。たしか3枚程度あったが、これを光量の高いライトで照らすと、原因がわかった。プリズムの上に埃が若干落ちている。これがどこからきたのかはよくわからないが、さほど密閉性の高い筐体でもないので5年も6年も使っていればそれは入るだろうと思える。

これを静電気で埃をとるハタキでもって落としてやり、元に戻して(スキャンヘッドをスライドさせてきちんと元に収まるか確認すること)閉じる前に電源を入れてエラー(赤LED)が出ないかどうか確認。その後元に戻す。

以上で修理完了。かんたん。

クロスバイクをドロップハンドルにしたい!

さおさんも小野君も自転車を買いそうなので、ぼちぼち7.5FXのドロハン化やります。参考サイト
買い物リスト
・ドロップハンドル(未選定。やすくて張り出しが小さいの) 5000円くらい?
・ステム(みじかいの)要・径確認 5000円くらい?
・STIレバー(あるいはブレーキレバー)
  STIならTIAGRA(ST-4500)か旧モデルの105以上 2万強
(・STIでないときはバーエンドコントローラー)
・バーテープ
Vブレーキローラー 900円×2

結局新品だと3万くらいはかかってしまうのね

確認すること
・ステム径のチェック。ハンドルに合うように。
・中古の場合STIレバーにはワイヤーやスぺーサーが付属しているかどうか

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Atomプロセッサ搭載ミニノートPC選定用メモ

Atomプロセッサのお陰でノートPC業界には旋風が吹き荒れています。
小ささ、安さを見てしまうと2年くらい前に20数万出して買ったB5ノート(nc2400)の立つ瀬がありません。
でも重さは1kg前後ということでほとんど変わらない。
でも自転車に乗るときにはノートPCはかさばるので、サイズ自体は結構うらやましい。
友人にも何人か買いたいという人がいるもよう。

おもいっきりもたついてた国内メーカーも追随するらしいけどこの価格帯で勝負できるのかは怪しいね。
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コーヒーおぼえがき;水野コーヒー

水野コーヒー
商品名:ムンドノーボ
愛知県豊橋市大橋通り3-39
ブラジル無農薬自然栽培
ニチニチの日曜市で買った豆で、いままで買ってきた有機の豆ではいちばん好きかもしれない。
柔らかな苦味 酸味は少ない
1kg単位でメールかFAXで通販もできる模様

port 3306が開かないなー

PHPとかMySQLとかApacheをポン!と入れてくれるVertrigoServというソフトを教えてもらったので入れてみたんだが
Apacheのport80とMySQLの3306が使えないよというエラーをくれた。
port80は調べてみたらSkypeが使っていたのでSkypeを落とすか後から立ち上げるかすればいいのだが(skypeは勝手に他のポートを探す)、3306がなんで使えないのかがよくわからない。netstatで調べてもLISTEN状態になっているわけでもないのでぱっと見使えるように見えるのだけど・・・

ウイルスバスターを落としても起動しないなあ
こまった

追記
治りました。
port3306でエラーが出ているように見えたけれどMySQL自体が起動していないのでVertrigoがポートを確認しろというエラーを吐いていただけでした。
netstat -anで見た通り3306はフリーなので、MySQL自体の起動に問題があったわけだ。
Apacheは立ち上がっているので、localhostの画面はブラウザから見ることができる。そこにPHPMyAdminへのリンクがあるのでそこから入ろうとすると
ERROR 2003:Can’t connect to MySQL server on ‘localhost'(10061)
というようなエラーが出てくる。これはコマンドラインからMySQLを立ち上げようとしても同様。
このエラー自体は理由を限定していないのでポピュラーなもののようだが解決に至っている事例があまり見つからず、ファイアウォールのせいだったとかいうものもあったが今回は該当しない。結局VertrigoServのフォーラムで「MySQL」でひっかかったポストを片っ端から読んでいたらこのポストを見つけた。バックスラッシュをスラッシュにしろ、って、、今時ンなアホな・・・と思ったらほんとにそれだった。おつかれ。Vertrigoが勝手にmy.iniを生成してくれるんだけど、これをWindowsのデフォルト文字エンコードで作る(うちではShift-JIS)からこういうことになるんだろうね。辺境に住んでるとこういうところで割食うなあ。

WordPress 2.5 管理画面の配置を変えるハック

カテゴリーや公開ステータスの位置が悪いと評判のWordpress2.5の管理画面ですが、無理矢理表示位置を変える面倒なハックをしてくれた人がいたので応急処置としてはなんとかなりました。
これ

wp-admin/edit-form-advanced.phpを上書きします。
プラグインではないので元のファイル(ここではedit-form-advanced.php)のバックアップは必ず取ること。
edit-advanced.php hack + Fluency AdminFluency Adminプラグインと一緒に使うとこんな感じに。結構まとまっていて好感。

WordPress 2.2.3 ME を 2.5日本語版 にアップグレード

キャプションを入れるところマルチリンガルエディションが突然のサポート終了を発表したので本家2.5を入れてみた。
手順は単純。
1. wp-content以外のwpディレクトリ、ファイルを削除
2. WordPress2.5日本語版のファイルをすべてアップロード
3. wp-admin/upgrade.phpにアクセス、アップグレードを許可
4. プラグインで更新がかかっているものがないかチェックし更新

サポート終了とは言え技術情報はほとんど本家フォーラムとドキュメントに依存してたし、アップグレードして良かったことはあまりない・・・Flexible Uploadが現状使えなくなっている点が痛い(lightboxへのrel付けがめんどい)のと、投稿画面が使いにくいのが困ったところだ。フォーラムでも議論になっている

追記;lightboxへのrelはAdd Lightboxというプラグインで代用。2.5になってサムネイルサイズの指定がわりとマシになったので、Watermarkを使っていない僕としてはこれで十分かも。このプラグインはthe_contentにフックして、閲覧時にpostIDをlightboxへのrelに乗せてくれる。今まではFlexible UploadがやってくれるのをいいことにDBの本文ソース内に直接このrelを入れていたのだけれど、本来ならこういう使い方のほうがいい気がする。thickboxに変えたいとかlightbox系やめたいいう要望が出てきたときに気にする必要が無くなるので。昔のpostに入ってるrel=”lightbox[pics-グループ毎の数字の羅列]”というコードを削除しなくちゃいけないんだけど、2.5でも使えるSearch and Replaceはシンプルテキスト置換しか行えない。正規表現が使えるものとなるとSearch Regexしかないような感じなんだが、2.3.3で動かなかったという報告がある。バックアップとって試してみるか、あるいはどうせバックアップとるならSQL出力を直接秀丸でいじるかな。ま、relが重複してても今のところ問題ないみたいなので、そのうち。

追記;Flexible Uploadが2.5に対応しました。デフォルトの「中サイズって何?」とか、JPG圧縮の圧縮率を変えたいとか、そしてWatermark(透かし)を入れたいという人はこっち。アップロード画面も落ち着いているので僕はAdd Lightboxとこれを併用して、FUのLightboxサポートはOFFにしてあります。080414

wordpressのMonthly Archiveで「前の月」「次の月」

WordPressの悪いところをO君とあげつらっていたのだが、これはできたほうがいいと思ったのでメモ。
Monthly Archiveにおいて、「前の月」「次の月」へのリンクを生成する。wp_get_archive();ではだめなのがダメなところ。
公式フォーラムでも7ヶ月ほど放置されてるし使えそうなプラグインも見つからないんで、general-template.phpのカレンダー生成部から該当部分を抜き出し整形。
具体的にはこのBlogのMontyly Archiveのようなナビゲーションを作るのが目的。エントリーが無い月は飛ばす。

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