横田基地一周

昨晩遅く、自転車で在日米軍の横田基地を一周してきました。
0時を回ったあたりに出立してこんなルートでぐるりと。
さすがに深夜は車が少なく快適でした。夜なんで飛行機も発着しておらず、静かなものです。
30kmくらいなのでちょうどよい感じのルート。昼間行ったら面白そうな店がたくさんあるんだけど、昼間このルートは危なすぎる。歩道も割と広いのでポタリング感覚ならいいとおもうけど。

ところでルート上に昔あった低価格バイキング:ひこバンバン箱根ヶ崎店は跡形もなくなっていました。小学生の兄弟の心をがっしりとつかんでいた店です。ひょっとしたらまだあるかも、と淡い期待を抱いていたのですが。寂しい。

行きはブレーキのトウイン調整なんかをしながらだったので相当ゆっくりだったのですが、帰りは大変よい道+車がほとんどいなかった+信号も少ないので(ダイヤモンドシティのあたりから昭和記念公園の東側を通って帰った)ave25km/hくらいで帰ってこれました。全体では21.6。多摩CRだとどうしても20切っちゃうので、僕としてはかなり速いほうだ。

コーヒーの温度

寺門広気のカフェボウルコーヒーを淹れるときに、挽いた豆に注ぐお湯の温度というのが味に大きく作用することがだんだんわかってきた。いいかげんな天ぷら油用温度計で計ってみると、80度前後のぬるめのお湯が僕の好みのようだ。ただこの温度計は180度前後の高温用なのと、形状ゆえに針の反応が鈍いということを考えると、実際は80~90度の間で淹れているのではないだろうかと思う。沸騰したての熱々のお湯はだめだというのは知っていたのだけど(一説には沸騰する前がいいとか)、思っていたより低い。温度が高すぎると味が尖ってしまいおいしく感じない。逆にあんまり温度が低すぎると物足りない味になる。
こんどちゃんとした温度計を買ってこよう。

写真は寺門広気のカフェボウル。相変わらずこの人の絵つけはツボ。
これはどうやらマリオらしいので仲田君に餞別としてあげようと思って買ったんだけど自分用に欲しくなってきたのでやめることにした。なぜマリオだとわかるかというと裏がこうなっているから。
寺門広気のカフェボウル - 裏

ちなみに写真レタッチがうるさいのはLomo風チュートリアルのテストに使ったため。
チュートリアルはこちら

後から気づいたのだけどこの処理はほとんどRAW現像時にできて(どのみちPhotoshopを使っているのだけど)、こっちのほうが楽だ。周辺光量を落とすときに自由な領域を使いたいときは上の方法になるって感じかな。色合いが違うのは手段とは関係なし。上の写真ではRAW現像時に色温度指定をうっちゃっただけ。
RAW現像時の処理

6 AM

ここんとこ体調が優れないというほどでもないがなんかいまいちぱっとしない
体動かした方がいいのだろうな
でも今日は頭が痛いので、もう寝ます
また明日。


6 am
Uploaded by acib

port 3306が開かないなー

PHPとかMySQLとかApacheをポン!と入れてくれるVertrigoServというソフトを教えてもらったので入れてみたんだが
Apacheのport80とMySQLの3306が使えないよというエラーをくれた。
port80は調べてみたらSkypeが使っていたのでSkypeを落とすか後から立ち上げるかすればいいのだが(skypeは勝手に他のポートを探す)、3306がなんで使えないのかがよくわからない。netstatで調べてもLISTEN状態になっているわけでもないのでぱっと見使えるように見えるのだけど・・・

ウイルスバスターを落としても起動しないなあ
こまった

追記
治りました。
port3306でエラーが出ているように見えたけれどMySQL自体が起動していないのでVertrigoがポートを確認しろというエラーを吐いていただけでした。
netstat -anで見た通り3306はフリーなので、MySQL自体の起動に問題があったわけだ。
Apacheは立ち上がっているので、localhostの画面はブラウザから見ることができる。そこにPHPMyAdminへのリンクがあるのでそこから入ろうとすると
ERROR 2003:Can’t connect to MySQL server on ‘localhost'(10061)
というようなエラーが出てくる。これはコマンドラインからMySQLを立ち上げようとしても同様。
このエラー自体は理由を限定していないのでポピュラーなもののようだが解決に至っている事例があまり見つからず、ファイアウォールのせいだったとかいうものもあったが今回は該当しない。結局VertrigoServのフォーラムで「MySQL」でひっかかったポストを片っ端から読んでいたらこのポストを見つけた。バックスラッシュをスラッシュにしろ、って、、今時ンなアホな・・・と思ったらほんとにそれだった。おつかれ。Vertrigoが勝手にmy.iniを生成してくれるんだけど、これをWindowsのデフォルト文字エンコードで作る(うちではShift-JIS)からこういうことになるんだろうね。辺境に住んでるとこういうところで割食うなあ。

五月雨 土鍋をみつけました。

日曜日にお客さんを迎える予定なので、いろいろと準備+尻を叩かれながら部屋そうじ。
6時頃から買い物へ。しとしととやさしげな雨が降っていたので小さな傘を差し、GORE-TEXのメレルを履きいそいそとでかけます。雨の日の外出はふだんあまり役に立っていない登山靴が役に立つので少し嬉しい。
国立花店・Agréable Musée・George's・紀伊国屋・ドトールと巡ります。

土鍋Agréable Musée は道すがらちょっと寄っただけだったのだけど、置いてあった土鍋に一目惚れしてしまい購入することに。土鍋自体はずっと探していたのですが、なかなかピンと来るものがなくてペンディングになっていたのでした。夏になるまでに鍋料理をやろう。お店の人は蒸し野菜を勧めていたので夏になったら夏野菜の蒸しモノだな。この鍋は作家さんに頼んで作ってもらったものということでしたが作家さんの名前を訊くのを忘れた。こんど行ったときに訊くのを忘れないように。

このお店はいつ行ってもちょっとずつ変わっているので飽きない。祖母庵・黄色い鳥匙屋とともにこの町のファッションをひっぱる存在。女性服・子供服・鞄(主にebagos)・アロマ、石けんなど雑貨も少しあります。男性服もほんの少し・・・あるのか?基本的に女性的視点を忘れないセレクトショップです。
(この店を男性視点かつ独身視点にすると吉祥寺Roundaboutみたいになると思う。Roundaboutは先日行ってみたら店内がたいへん混んでいてびっくりしました。学生に人気のようです。)

紀伊国屋では寿司が半額になっていて即確保(それでも一個700円ですが)。雨の日に駅まで歩いた甲斐があるというものです。ちょっと歩き疲れたので閉店間際のドトールでコーヒーを飲み、バスで帰宅しました。

ひよこ豆にチャレンジ

今日はこれを作ってみた。ハモスという、ひよこ豆を使ったディップ。文子の母御にいただいたフードプロセッサーの使い方に問題があってオリーブオイルを大量にこぼしてしまったりオリーブオイルが古くてオイルの古い臭いが少ししてしまったり災難続きでしたがレシピはたいへんかんたん。

うーん・・・小豆島で買ってきたオイル使えばよかったな。味はそこを抜かせばなかなかです。

小豆島-四国の旅から帰宅しました

30日に戻ってきました。
旅程
1日目 羽田空港~空路移動~高松空港
 高松泊
2日目 高松港~フェリーにて海路移動~小豆島土庄港(香川県小豆郡土庄町)
 小豆島泊
3日目 小豆島観光・仕事も少し
 小豆島泊
4日目 小豆島~高速艇にて海路移動~高松港~JR土讃線にて陸路移動~伊野駅(高知県吾川郡いの町)
 いの町泊
5日目 いの町~自動車にて陸路移動~土佐西南大規模公園(高知県幡多郡黒潮町)
 黒潮町泊(野外キャンプ)

高松の印象
自分で湯がく@松下製麺所高松に着いたのは夜遅かったため食事も飛行機の中で済ませていましたが、ホテルが繁華街に近かったので少し町をぶらぶらしてみると、吉祥寺のアーケードに歌舞伎町のスナックがくっついたような町でした。次の日は朝から荷物を高松駅のロッカーに預け、100円で一日中借りれるレンタサイクルに乗ってうどん行脚です。夕方には小豆島へ渡らないといけなかったので名勝として名高い栗林公園のあたりまでで3軒回ることができました。
さぬき麺業本店…けっこううまかった
上原屋本店…かなりうまかった
松下製麺所…すごくうまかった
松下製麺所のぶっかけこれらは高松駅からの自転車圏内で「るるぶ」に載っていたというだけで選んだもので、うどん通のランキングにも出てこないお店なのですが、初さぬきうどんの僕にしてみれば十分すぎるくらいでした。本当においしいと言われる店は車でしかいけない内陸の方や空港から離れたところにあるそうですが、いつかそういう店にも行ってみたいと思わせるに十分なイニシエーションでしたことよ。おなじ「ぶっかけ」でおなじようなダシのとりかたをしているように見えるんですが、それぞれ味が違うんですねえ。決して味が濃くはないだけに、素材の微妙な差やちょっとした作り方の違いが味に反映しやすいのかも。

小豆島の印象
小豆島(余島)高松からはフェリーと高速艇が出ています。フェリーでは500円強で一時間、高速艇は倍程度の値段で30分ですが、フェリーはファミレス風のキャビンを持ち非常にゆったりとした快適な船旅が楽しめます。帰りは高速艇を使いましたが、もし時間があるならだんぜんフェリーがおすすめ。

小豆島;国際ホテルから池田湾を望む大きな島だな、というのが第一印象でした。名前のせいか小さな島というイメージがあったのですが、自治体が二つ含まれていて3万人も住んでいる大きな島です。内海なのでビーチは常時凪ぎのような状態ですが2004年の台風のときは高潮で床上浸水した地域もあったそうです。
この島はオリーブ、醤油、そうめんなどの食品製造で有名ですが、自由律俳句で有名な尾崎放哉の臨終の地でもあります。彼の句は独りであるという寂しさを詠ったものが多い、というかほとんどがそういった句ですが、島から受ける印象は決して暗いものではありませんでした。

花の多い島お年寄りも多く、また廃墟になっている建物も多く、決して富める島というわけではありませんが、軒先に花を育てている家の多い、閑かで落ち着いた美しい島でした。
2泊したものの仕事が残っていたためホテル周辺しか見ることができませんでしたが、次に行ったときには一周80kmという島を自転車か車で巡ってみたいものです。

高松から高知までの移動
土讃線しまんと号;これ水平高松から高知までは電車を使い移動しました。四国を縦断する土讃線というJRの路線です。地図帳ファンなら知らない人はいない、大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)を通ります。高松駅から16:25発の特急しまんと号に乗り、途中で岡山から瀬戸大橋を渡ってくる南国号と連結し、高知を目指します。高松で駅員さんに言われたとおり指定席券のいらないガラ空きの車内でしたが、ジェットコースターのように傾きながら(写真参照)軽快に飛ばすディーゼル車に揺られます。
土讃線;大歩危駅しかしさすが四国の難所・大歩危。四国中央の渓谷部に入ると右に左に揺れに揺れ、自動車酔いのような気分の悪さを味わいながら、日が暮れる19時頃高知に着きました。

いの町の印象
いの町;仁淀川今回ごやっかいになったお宅がある「いの町」は、高知市の西隣にあります。非常に大きな、、というか広い自治体で、仁淀川(によどがわ)という美しい川が流れています。この町の酒造メーカーで働いている友人夫婦の家におじゃましました。その夜の酒はとうぜん、たいへんに美味でした。酒メモ;瀧嵐(吟の夢)、久礼(生酒、吟の夢)、酔鯨(吟の夢)

いの町;仁淀川、下流を望む次の朝遅くに目が覚めて近所を散歩したのですが、伊野駅周辺は古い商家の残るすてきな商店街でした。商店街の奥の大黒様の神社まで行き、仁淀川への土手を上ると写真のような風景が広がっています。この場所の様子をなんと形容すればいいのだろう…。僕はふだん多摩川べりを自転車で走っていて、世田谷の方から青梅まで行くわけだけど、こんな開放感のある場所は多摩川にはありません。目に見える範囲に、自分より背の高いものは木か山か…(あまり品のよろしくないデザインの簡保の宿はありましたが)
僕はホストに「いいところだね」と言いましたが、むしろここは自分の住んでいる町が「悪いところだね」と思わせてくれる場所、でした。決して自分が悪いところに住んでいるとは、いままで思っていなかったのですが。

朝の散歩から帰ると、新妻となったはなちゃんが たけのこごはんのおにぎりとみそ汁を立ててくれました。奄美で数ヶ月も独りでキャンプをしていたのがここの主人です。この夫婦はこの町で古い借家に住み、裏の畑で玉葱を育て、鮎を釣り、蚊帳を張り、酒を仕込み、コーヒーを煎り、来年の今頃にはもう一人の家族が増えていることでしょう。ちなみにここの主人はG君といい、名前の漢字は僕と同じです。

海のバザール・讃岐うどん「ほうばい」さて、その後我々は年代物のワーゲンに乗り込み、一路高知の西方を目指します。ほとんど四万十川に近い、黒潮町という海辺の町です。この日、G君の友人の結婚披露宴兼第一子誕生祝兼経営する讃岐うどん店の移転オープン記念というめでたい宴が催されるためです。四国のどのあたりなのかあまり考えずについて行ったのですが、3時間くらいかかったでしょうか。

ほうばい;ファイヤーポイ会場(新郎新婦が新規開店したお店「ほうばい」)は土佐湾の土佐南西大規模公園という公営公園の中にあり、店のテラスの先はもう砂浜です。参加者の半分くらいがサーファー、そこに新郎新婦の親族や友人の子供達が入り交じり、一説には200人いたという巨大披露宴でした。(店主が主役だったためうどんは食べられませんでしたが、おいしいらしいですよ)
G君が搬入した樽酒もビールも食事も飲み、食べ、フラダンスを見て、歌を聴き、ファイヤーポイを鑑賞し、私たち二人は便乗した形でしたが大いに楽しませてもらいました。
ほうばい;キャンプファイヤー9時を回り店が仕舞ったので、砂浜でのキャンプファイヤーで暖を取ったあと、昼間のうちに隣のキャンプ場に張っておいたテントに移動し、そこへ泊まりました。隣と行っても徒歩で30分くらいかかる距離でしたが・・・
15年ぶりくらいのテント泊はここちよかった。

平野サーフビーチ次の日は少し足を伸ばしてもらい、四万十川を見に、というかおいしい鰹を食べに四万十市へ。四国南西部には空港がなくまた高速道路も延びていないため、このあたりはサーファーの天国のようになっているそうです。小豆島とはうってかわった、外海の雄々しさがありました。
G君おすすめの「季節料理 たにぐち」というお店で食べたのですが、、鰹がうますぎて鼻血が出ました。いや、比喩でなく実際に。まあヒノキ花粉にやられたってのも若干、あったとは思うんですが。鰹の刺身を食べた直後に、ブブっと。
鰹の写真もお見せしたいところですが、この日は酒のせいか設定を間違えまして、昨晩の夜撮りのままの設定で撮ってしまいました。おいしさを伝えるどころかスポイルしそうなのでやめときます。

その後いの町に戻って荷造りをし、高知龍馬空港まで送ってもらい帰京したわけですが、今回の旅はいつもと違ってその土地で生活している人に多く触れることができた旅でした。そのお陰で我々は旅行者ではありましたが観光とは少し違った視点で旅することができたかと思います。田舎を持たない私と田舎のある人の違いという視点、また私が地方で暮らすにはスキルが足りない、所詮は都市で仕事にしがみつく都市生活者であるという視点、そういったものを得ることができた旅でした。
いつものように「帰ってきたね、いやーやっぱりわが家が一番」と言うわけにはいかなかったのが、その証左でありましょう。