深夜徘徊日記:橋追加

monorail.jpg多摩川に架かる橋を歩くと、左右にも別な橋がかかっているのが見える。隣の橋を歩いてみると、また隣の橋が気になってくる。そうやって最初に歩き始めた橋から東に1本、西に2本拡張してきた。これは西に二本目の橋で名を日野橋という。写真はそこからモノレールと車道が立体複線になっている立日橋を見たところ。立日橋はまだ歩いたことがない。

このモノレールは多摩都市モノレールというやつで、東大和の狭山湖近くから立川、高幡不動、多摩動物公園、中央大学を経て多摩センター駅までを結んでいる。

日野橋までは甲州街道を行ったので、狭い歩道に排気ガス、とウォーカーには酷い環境だったのだが、日野橋を渡るとニューロシティというすごい名前の団地があり、「甲州街道」という名のモノレール駅がある。あとはモノレールに沿って満願寺駅まで歩くといつもの石田大橋を渡りきったところに出るのでそこから帰ってきた。

24Celsius.jpg石田大橋の温度計によると気温は24度。家を出たときはえらく涼しい日だなと思ったのだけど、歩いているうちに気温が上がった気がする。

今夜の気温は25度

25度C今日は新旧二つのウォーキングコースを併せて歩いてみた。
日野バイパス(石田大橋って書いてあるな・・・)を渡り高幡不動を目指しつつ浅川を越えたところで左に折れ、府中四谷橋を渡って帰ってきた。結構歩いたが疲れはない。でも足先がちょっとだけ痺れた。低血糖状態なのかな?

携帯が新しくなったので散歩中の写真が撮れるようになった。意外と夜でもイケる。
暗くて写真は撮れなかったが多摩川がかなり増水してた。台風の後だからあたりまえか。

この僕が日野バイパスと呼んでいた石田大橋なる橋は多摩川にかかっているのだけど改築中。すぐ隣にもっとしっかりとした橋ができるらしい。

ところでこの石田という名前だが、国立の地図を見るとところどころに石田という地名が飛び地のように存在する。なんなのこれ?個人の所有地ってことかな。いやそれにしても住所にすんな。

そういえば虫いなくなったな

怒りにまかせて三重の防御を固めてからはや一週間。その後Gさんたちの来訪はありません。

外壁にいたってはいままで結構見かけていた小さいクモ(おっきいクモも)もぴたっと出なくなってしまいました。昨日の台風で虫コロリが流されたっぽいのでまた撒きますが、恐ろしい効き目です。

クモは蚊やら小さい虫を効果的に補食してくれるんで、でっかいのもちいさいのも駆除せずに共存してたんですが。許せスパイダーズ。

エアコンを設置してみる

クーラー導入 僕の部屋は賃貸なのですが、居間である和室にはエアコンが設置されていますが仕事場である洋間にはありません。
引っ越したときには洋室にもエアコンを設置するつもりだったのですが、天井までの高さの窓と雨戸のせいで設置できなかったのです。

 扇風機二台をフル回転させなんとかここまではしのいできましたが、昨日までしばらく涼しかった反動でしょうか、今日の暑さには耐えられそうもありません。

そこで

 これは西荻時代に使っていた窓枠用クーラーです。西荻でも僕の部屋にはエアコンが無かったのでこれを購入したものの、国立の部屋の窓には合わずに外の物置に放ってあったものです。(実はキッチンの窓には入るのですが、このタイプのものを設置すると窓の合わせ部分に隙間が生じ、虫対策が必要になるので見合わせています。西荻は3Fだったんで虫入ってこなかったんですけどね・・・)

 この上の空間はのれんか何かで遮蔽すれば多少は暑い空気が入ってくるけど快適に!
 ・・・なる予定でした。

 運転してみると予定通り台所は超暑くなり、洋室はかなり涼しい!
 上の空間にかける予定の暖簾は洗濯して乾かしている途中なのでまだ上から暑い空気が入ってくるのですが、これは予想以上にいい感じです。
この夏も涼しく乗り切れそうだぜーえーー!

 と、ここまではよかったのですが、しばらく運転させてキッチン側から見てみると、床がびしょびしょに濡れていました。こいつはノンドレンタイプというやつで筐体内で水を揮発させるタイプなので水は出ないはずなのですが、熱い空気と冷たい空気の温度差で外気側の排気口に大量の結露が発生して飛散していたようです。慌てて運転を止め、現在対策を考えちゅう。トレイを買ってくるしかないかなあ。でも水が溜まりまくったらどうすりゃいいんだろう。このクーラー、意外と重いのです。

 なんとか対策を講じて涼しく過ごしたいものです。

嵐のあと

嵐のあと台風一過!

今日は洗濯物が一瞬で乾く!

じめじめ ばいばい

でも暑い。最高気温34度。

NANA-ナナ-

 『ご近所物語』『天使なんかじゃない』の矢沢あいと言えば少女漫画ではかなりのメジャー漫画家だった。しかし現在も続刊中の『NANA-ナナ-』は矢沢あいを単なる売れっ子漫画家ではなくスーパーメジャーにのし上げたと言える。少女漫画にしてシリーズ12巻が累計2200万部というのが記録的であるというのもあるが、映画化されたりゲーム化されたりというに留まらず、劇中の歌手がデビューするに至っては既に漫画というジャンルを超えている。これは実在の人物を漫画に描いたわけではなく、漫画が売れたので後から決まった話である。映画とのタイアップ云々もあるが要するに漫画の主人公の名前を冠しただけで売れるということだろう。
 今や矢沢は現代の漫画家では『ドラゴンボール』の鳥山明、『スラムダンク』の井上雄彦、『名探偵コナン』の青山剛昌に並ぶビッグネームだ。

 で、その『NANA』を、あやがレポートの題材にするというので昨晩遅くに立川のオリオン書房に買いに行った。用済みになったらすぐ売り払えば古本屋が半額程度で買い取ってくれるらしい。さすが人気作である。閉店間際に12巻どんとレジに持ち込むと店員は超嫌そうに「カバーおかけしますか?」と聞いてきたが優しく遠慮してあげた。

 そんでそれからあやにつきあって最後まで読んだのだが(あやは読了を待たずに10巻くらいで見切ってレポート制作に入った)、『ご近所物語』の頃既に円熟とマンネリを迎えていたかに見えた作者の手腕はさらに上達していた。相変わらず恋愛空模様・大雨ふってときどき晴れ、みたいな内容ではあるのだが、巻を追うにつれセックス・浮気・妊娠・マリファナと「めんどくさい度」を大幅に増大させつつ風呂敷を広げまくっていく様は見事としか言いようがない。あきれかえるほどだ。

 まっとうにストーリーを解釈すれば、相反する性格の二つのキャラクターがあり、ひとつは独立独歩で出世していく。もうひとつは物欲の権化として欲しいものを手に入れ、最終的には子供まで手に入れる。そうやって自己実現をしたはずの2人がそれでもなぜか満たされない思いに悩み、互いを自分の断片として求める、という流れ。

 矢沢あいの他の作品は『ご近所~』しか読んでいないのであまり俯瞰したことは書けないが、この人は基本的に現実世界の消費文化を好いている。少女漫画独特のファンタジー要素としてオシャレな服やオシャレなアイテムやオシャレな部屋やオシャレな家具は外せないが、少女漫画はそれを表現する過程でリアリズムを放棄する場合が多い。しかしこの作者は現実世界の具体的な商品でそのファンタジーを構成できるため、結果、金さえ出せば少女漫画のファンタジーが安易に手に入るというしくみが関連グッズを買いあさる熱狂的なファンを生み出す、というのは『ご近所~』でも見られた現象だ。
 『ご近所~』で見せたヴィヴィアン・ウェストウッド偏重は今作でも全く治っておらずさらに症状が悪化してはいるが、学生が10万~の高級アイテムをふんだんに持っていた『ご近所~』とは違い、高卒OLである「奈々」とプロのミュージシャンを目指すインディーズバンドの「ナナ」という2人を軸として描く作品であるだけに、『NANA』では所得格差を明確に描いている。「なぜそんな高いものを持っているのか」というストーリーを明確にしている点がかなり目につき、気になった。
 これは作者なりのリアリズムの追求の結果と言っていいのだろうか。この作品が語られるとき必ずと言っていいほど「私の周囲でも起こっているようなリアルな恋愛事件が描かれているから」、という読者の感想が挙げられるが、これも決して無関係ではないだろう。一般的な尺度で言えば登場人物達は全くリアルではないが、少女漫画という範疇で言えば十分リアルと言ってよさそうだ。
 どのへんがおまえの周囲に起こってるんだとお尋ねしたいような女性がテレビのインタビューで「どうして『NANA』が好き?」という質問に答えているのをよく目にしたが、要するに卑近なのは装飾部分ではなく「友達づきあいがこじれちゃった」というストーリーの骨の部分。ま、心底どうでもいい内容なんだけど、女性的と言えばわかりやすすぎるほど女性的な悩みだ。

 あやが「親友を欲しがる女性の心理」という観点からレポートを書いていたが、なるほど的を射ているかも知れない。ワナビー

 Q 「なぜ親友ができないのか」 → A 「それはアンタらが余計なモンを間に入れるからです」
 
 「奈々」と「ナナ」を軸にしているとは言え実のところはこの2人別々に行動しているだけだ。超有名芸能人(ミュージシャン)への道をひた走る「ナナ」と超イケ面たちの間で芯の弱い女キャラとしてあっちへいったりこっちへいったりする「奈々」は、因縁があるように描かれているがここのつながりがかなりのズルで構成されており、最も弱い。冷たく見れば「親友に会いたいんだけど親友と元彼が仲良くて会いづらい」以上の関係ではない。ていうかそれは親友ではない。ここまで肉を削ぐとやってることは『ご近所~』と同じで、ディスコミュニケーションに悩み続ける若者の話である。あとはこの作者の才能である「感動的なワンシーンのうまさ」がひたすら光っている。

 とかこんなことやってないで仕事しないと・・・停滞していながらさらに上積みされたりして結構危険な領域になりつつあるんですが・・・

携帯新調

発売日当日である昨日の昼になってようやくauから電話が入り、携帯が新しくなりました。
おかげさまでメールも復帰しましたがいろいろあってアドレスが変わります。
いままで携帯のメールアドレスの@の前に8がひとつついてましたがその後に08つけます。
よろしく。

番号は変わりませんので。

しかしこういうことが起こるなら、odani.netで携帯メールも転送したほうがいいかな。

コース変えようかな

昨日も高幡不動へ行ってみた。
深夜だったので山には登れず、駅まで行って帰ってきた。
このコースは多摩川とあさ川という川を渡る。あさ川は多摩川の支流らしい。

聖蹟行きと較べて道が明るいというのはいいことだけど、
特に爽快感があるわけではない。身の危険を感じるシーンが少ないので
幾分楽に考え事ができる感じかも。
あと少し距離が短い。

大通りを逸れると途端に危険を感じるので、あまりバリエーションを作れないのだけど、
コースをたくさん持てば長く続けられそうです。