僕が育った羽村市はベッドタウンとして人口増加の激しい地域で、また途中で区画整理があったりしてかなり地図が変わっている。そのわりに大手銀行がことごとく撤退したりしているすごい市なのだが、そもそも市になったのが平成3年。僕が中学校に入った頃だ。それまでは羽村町で、市になったら羽村町市になるものだとばかり思っていた。
ちなみに羽村市には市町村経営では我が国初の動物園が運営されている。ゾウはいないがキリンやラクダやプレーリードッグなどがいる。クジャクが放し飼いされていて、僕は一日飼育体験でオランウータンに鶏の頭をあげたり、ハリネズミいやヤマアラシ(ヤマアラシのほうがかなりでかい)にタイマン勝負を挑まれて長靴を食われたこともある。年間パスポートが家族と友達も含めて三千円とかで発行されていると聞いた。破格っていうか採算取るつもりがないのか?
そんな感じで羽村の地図は途中で大きく変わってしまったので、土の上をかけずり回って遊んだ小学校の頃の道や建物はほとんど残っていない。特に我が家の近辺は区画整理のおかげで相当に変わった。昔の道を思い出して、ここにあんな空き地があった、ここには誰が住んでいた、どんな犬が飼われていた、と描いていったことがあるのだが、かなり楽しい作業だった。
お気に入りの暇つぶしになったのでこれまでに数回その記憶探索の遊びをやったことがあるのだけれど、それが航空写真で自由に見られるとなると違う遊びに発展する。
一時間ほど楽しんだ結果がこれ。1989年平成元年当時の羽村です。大きい写真なのでノートパソコンだとスクロールさせないと全貌が見えないかも。我が家は右下のほうです。
一部を拡大したのでここより外は元の写真を見て下さい。
元の写真はこれ。
じつは平成元年までが最新なので(地域によって違います)、これ以上新しいものがないから知らない人に今と較べろというのは難しい。でも畑だらけなのがおわかりかと思います。今も畑はありますが、この3割くらいに減っているのではないでしょうか。あるいはもっとかも。
昭和49年というのを見てみたら、駅と道以外のランドマークが消失した。
一中はあったけど、第二校舎がない・・・
しかし元我が家はしっかりと建っている。親が購入したのが僕が幼稚園の年長のときで、ほぼ卒園前の6歳くらいだからおそらく1984年。その時点で築13年だったはずなので、昭和53年生まれの僕よりも6~7年年上だったのだ。区画整理時に建て替えてしまったので今はもうない。
ここを見てくれている人の家のあたりを他にもいくつか検索してみると、
青梅市千ヶ瀬近辺(平成元年)
青梅市千ヶ瀬近辺(昭和54年)鮎美橋がない・・・
その他の地域はこちらから、県を入れて「次のステップへ」市を入れて「空中写真閲覧サービスへ」をクリック。住所は入れても出てこないことがよくあるみたいなので。