香港ッス-その2

二日目にあったことメモ。昼くらいから飲茶へでかけた。弟のフラットがあるのはLa Salle Rd.(喇沙利道)と界限街(Boundary St.)の交差点あたり。界限街は一通らしく、一本南の太子道西のバス停から路線バスに乗り(5HKD)、両替のためChungking Mansions(重慶大厦)へ。JPYHKDレートが0.0825。また日本円上がったみたいだ。ここは上のほうに上っていったらもっとおもしろそう!この旅では難しそうだからまた来た時に。
その後地下鉄に乗り、香港島にある目当ての飲茶レストランに着いたのは2時前。料理の名前もわからないままにシュウマイやらチャーシュー饅頭やらをいただく。おいしいし、楽しい。LAのEmpress Pavilionで初体験したワゴン給仕は香港スタイルと書いてあったから、それの本場ということだろう。今回の旅プランは翔子さんと航に任せっきりなんで名前とかわかりません。帰ったら地球の歩き方で確認します。

そのあと路面電車に乗って、どこだかわからないけど中華の乾燥系食材の問屋街のようなところへ。高橋Tが欲しいといってた干し蝦を買ったんだけど、北海道産だそうで・・・

そのまま路地を入り、宗教系アイテム問屋街やアートディーラー街などを通り、日が暮れた頃にSohoへ入ってベトナム料理を食べる。茂が英語で喋ってくれるからすごく楽だなあ。こりゃいいや。たしか食後にはすでに20時半くらいで、そぞろ歩きをしながら九龍半島へのフェリー乗り場につき、対岸で仕事帰りの航と合流。しばし香港島の夜景を眺めたあと二階建て路線バスで男人街まで。怪しげなマーケットを歩いて買い物をしていたら、文子母からもらった「30年前の香港紙幣」が10倍くらいで売れるといわれた。600HKDくらいもらったんだけど、もう半分くらいつかっちゃったなあ。ベトナム料理店のおばさんは「大切にとっておけ」といってくれた。無言でまけてくれた店もあって不思議だったけどそういうことか。
そのあと弟のために空けておいた胃の空きスペースに食べ物を入れるため回転寿司「元緑寿司」(≠元禄寿司)へ。香港にしてはがんばっている、きちんとした回転寿司だったがネタは東京から冷凍で送っているんだろうね。そんな感じの味でした。タクシーで帰宅(20HKD)、日本からのお土産で持ってきた日本酒(最近よく飲んでいる臥龍梅、純米大吟醸、山田錦、45%)とくさやでおやすみなさい。

香港の印象:地形が変なので夜景がすごい
香港の夜景というのはすごいという話だったけれど、高層ビルの密度が高い上、海岸から即山が立ち上がるため土地が狭く、街が横に広がる。そのために対岸から香港島を見ると異常にビルが建っているように見える。しかも高層ビルの後ろに急峻な(ビルよりちょっと背の高い)山があるため、山の上の建物の明かりも加わって独特の景観を呈している。

香港の印象:洗濯物がすごい
そのような地形たなめ、高層ビルはなにもイルミネーションを纏ったハイテクビルだけでなく、普通のアパートも高層化する。そしてほとんどのビルにベランダがない。弟のフラットも家賃がン十万するらしいがベランダはない。で、洗濯物を乾かす部屋がない家は窓から外に張り出した物干しに干す。青山にもなかなか無いようなすっげーお洒落なバーの二階にはおっさんの下着がはためいていたりする。この下心の無さに僕は感動してしまった。功利主義として完成していない中途半端な下心は罪悪なのか。0か120。