新緑っていいよね、おいしそう。

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Nikon D70/AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D

桜の写真、いろいろがんばって撮ってみてはいるものの、なかなかうまくいかない。D70を買ってから撮影教則本のようなものを見始めたり、写真系blogを見たりとやっていたら(僕のブックマークの「オタク」フォルダに「カメラ」フォルダが追加されました)、どうも目が肥えてしまったようだ。どういう写真なら人に見せても恥ずかしくないのかという境界が生成されつつあるのを感じる。
特に桜なんて・・・桜は難しいよ!

言ってしまえば写真も料理と一緒で、「偶然の産物」や「内に秘めた才能」なんかに期待してたらだめなのだ。うまいへたの基準はさまざまあれど「撮影時に意図した撮影」が正確に行われているかどうかが(少なくとも自分という観衆一人にとって)作品として成立するかどうかの境界線となる。この線は最も基本的なアートの境界線で、さらに良い作品はその意図を観衆に伝え共有することができる。このあたり、冗長な映像メディアと写真の関係は散文と俳句の関係に似ている。

“新緑っていいよね、おいしそう。” への1件の返信

  1. ゲージュツだな。
    意図したように表現するのが大変なんだよな。何事も。
    その意図が表現できた!と自己満足するんではなくて
    見た人に喜んでもらえるにはもっと高みを目指さないといけないんだな。
    まずは思ったとおりの写真を撮れるようにがんばって。