新宿

カメラのボディを買い増すために新宿まで行きました。中古ですけどね。
去年末にD90やD700という綺羅星のような新作が出て盛り上がっている中、ぎりぎり生産終了になっていないD80をチョイスしました。本体価格36000円也。うーんこの割安感、たまりません。一眼レフのカメラって使用者が丁寧に扱うことが多いので割と安心して中古が買えます。

持参したレンズをくっつけて、西口のケンタッキーの二階から暗くなり始めた新宿を眺めていたんですが、高校時代から新宿に(否応なく)通いつめ、今も中央線沿線に住んでいる僕にとって、「新宿」ってのは何なのかなあとふと考えました。
ふつう新宿を写真に切り取るとなると
・歌舞伎町や思い出横丁、ゴールデン街の喧騒、人物
・アルタ前交差点の人ごみ
・西口のビル群
あたりのモチーフが類型的だと思いますが、そのどれにも合致しません。
僕にとっての新宿は初台のオペラシティと余丁町や新大久保から見る新宿ビル群で、人の生活の気配はするが人と土地が結びついていないので人物がフレームインしてこない、そんなものだったように思います。