男もすなる日記といふものを女もしてみむとてすなり
横浜まで仕事で行く用事があったので文庫本で半分ほど読んでみた。
そのままでは書きづらい事柄を女性の筆に仮託した貫行。文学史的に史学的にいろいろと理由を推測することはできようが、ネカマの奔りだったのでは・・・というのは言い過ぎか。でも今でも、自分では言いづらいことを他人になりすまして書くことってありますよね。(自作)自演て言いますが。
VIPのみんながblogやってるからうちもやってみるお⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン
というような、、、やりすぎか。
「突然でございますが、実は貴方様に、天皇になって欲しいのです。」というスパム(迷惑メール)
あるいは北斎の触手春画が思い起こされます。
でも土佐日記自体は和歌満載でかなり面白い読み物だということがわかりました。古語の細かい解説は読書のテンポを大きく削ぐため、表現の注釈はすっとばしています。