四日目

P1000038_s.JPG 走ってきた。裸体の見た目には特に変化がないが、走行持続距離は確実に伸びている。最初100mも走ればだらしなくペースダウンして歩いていたのが、今日は家から駅までの600mくらいの距離を走っても特にどうということはなかった。まだ長距離走にはなってないけどもこの酷い体にしては上出来だ。
 今日の走行距離はのべ4kmくらいだろう。

 善福寺公園は吉祥寺の井の頭公園と違い、年齢層と民度が高い。清掃の行き届いていることと言ったら二条城か兼六園か…とまではいかないが、ゴミが落ちていたりということはない。酔っぱらいの吐瀉物もない。また僕の育った羽村とも違い、犬がもの静かである。それなりに躾をされている。僕が走っている時間にはまだ道の横で家鴨が並んで寝ているのだが、犬は彼らにもちょっかいを出さない。周りは高級住宅地で、そういう土地柄なのだろう。すぐ近くに東京女子大があるがそこの学生も同じように躾がなっているのかどうかはよく知らない。(しかし少なくとも早稲田よりは落ち着いてのんびりとした感じを受ける)
 猫は一匹だけいつも定位置にいるやつがいて、しっとりと朝露に湿った苔と落葉の上に横になって、散歩している犬や走っている人間を眺めている。
 今日はとても良く晴れていて、風も涼しかったが湖面はさざ波がほとんど無く、ちょっとしわのついた鏡のように木々と空を反射していた。デジカメを持って行ければいいけど走るとガチャガチャいうのでちょっと難しい。残念。

“四日目” への1件の返信

  1.  あんたはんは、走っていなはるときいっつも動物に目をやっているなあ。そこらへんにうろうろしているにしろペットで連れ歩かれているにしろ、動物に目がいくってのは、たいていはその生活ぶりに関心があるからや。その関心は、人間ってやつにも向いているんやろな。そういう鏡のような対象なんやきっと。その調子でがんばれやあ。この暑さや。走り過ぎはあかん。熱中症で何人も死んどるさかいな。キリンを恨むことあらへんや。