コーヒー覚え書き 一六珈琲;フレンチブレンド・銅製円形ドリッパー+ペーパーフィルタ

立川にやっとみつけた、コーヒーのおいしい店。

元グーテサンク(あやんちの近くにあるケーキ店)のパティシエさんがやっている店だそうで、店の一番目立つ場所に国立・邪宗門マスターの真っ赤なキャップが鎮座する。店内は狭いながら焙煎設備まで整った機能的な構造。珈琲店というわりにビールもカクテルも紅茶もあって、WINS近くという立地の厳しさをうかがわせる。でも競馬のない日は落ち着く店内。

ここはドリップ方式を選択させてくれる。最近はやりのプレスはないが、サイフォン、ペーパードリップ、銅製円形ドリッパー+ペーパーフィルタ、ネルドリップ、あとひとつ何かあった気がするけど、とにかく選べる。サイフォン式はかつての純喫茶時代の栄光いずこ、最近廃れてきているというが、うちにももらったサイフォンドリッパーがあるのだし、一度使ってみないとなあ。

一度目は店の名前がついたいちろくコーヒーブレンドを飲んだのだけど、ドリップ方式を選んだ記憶がない。マイルドで口当たりがいいコーヒーという感じを受けた。二度目はたぶんいちろくブレンドをネルで。三度目となった昨日はフレンチブレンドをペーパードリップで。順に濃厚な方向へ飲んできているのだけど、これは僕の好みがこちらの方向へ固まりつつあるということの証左でもあるだろう。どのブレンドも毎度おいしかったけれど、挽き売りで買って帰りたい!とはなぜかあまり思わない。近いし、11時までやっているので、できれば自転車を飛ばして飲みに来たい。

元パティシエだけあって、「今日のケーキ」が20種類くらい並んでいる。なんかこれだけあると「今日のケーキ」って感じがしない。グーテサンクのケーキは甘すぎなくて、果物の酸味を活かしているのが好きだったなあ。まだ一六珈琲でちゃんとケーキを食べたことはない。今回A子が食べたのは木苺のケーキ。他には、マロンのシフォンケーキ、ハニーシフォンケーキ、コーヒーのケーキ、紅茶のケーキ、焼き苺のケーキ、ココナッツのケーキなどなど。白玉あんみつもあり。このへんの記憶は僕のものではありません。

最初に来たときはJAZZが流れる店、とかいうチラシがあったはずだけど、昨日は邪宗門っぽいシャンソン。