運転の練習2 八景島 中華街 首都高

ベルーガおよぐこのあいだ完遂できなかったぶんを補うためにもう一回レンタカーをすることにしました。
何かを理解するときの足がかりは「地点の違う複数カ所から」が基本なので、同じ車は避けます。
本当だったら「近すぎず 遠すぎず」がよいのでトヨタじゃない車が良かったんですが、免責の問題でやむなく同じトヨタレンタカーで、このあいだとは少し違うグレードのラクティスを選びました。本当は購入を考えている車と回転半径が近いiSTを試したかったのですが、出払っていて選べませんでした。

予定は
・立体駐車場を経験する
・その他状況が悪い車庫環境でも時間をかければなんとかなるようなアタリをつける
・都市部を走る
この程度です。前日にプレゼンのため国立~神田まで先輩の車に同乗したんですが、このときに首都高で肝を冷やしたので首都高を使うルートは避け、横浜は八景島に行くことにしました。以前家族と行ったこともあり、なんとなく覚えています。

借りてすぐ思ったのは、乗りにくい!。Vitzしか知らないからでしょう。回転半径は大して変わらないのですが楽な姿勢が取りづらく、ステアリングも重いです。車重があるからなのか、構造上の問題なのか。排気量は1.3Lに増えているにも関わらず、出足が若干重く感じます。あと多分この前乗ったVitzより年式が古いので、そのせいもあるかもしれません。室内にも若干のヤレ感がありました。
Vitz 1030kg 1000cc CVT(1KR‐FE/トヨタCVT)
Ractis 1140kg 1300cc CVT(2SZ-FE/トヨタCVT)
Punto ELX Speedgear 1060kg 1200cc CVT(フィアット製DOHCエンジン/富士重工製ECVT)
Lutecia 1.6 ベースグレード 1190kg 1600cc 4AT(K4M/AL4)

昼を京王稲田堤近辺にある三益寿司という寿司屋で食べたかったのでとりあえず下道で行ったんですが、寿司屋周辺でコインパークを探すのが面倒になり、またこんど電車で来ることにして、京浜川崎ICから第三京浜道路に乗ります。しかし港北を越えると、実は一部首都高をルートに含んでるじゃん!ていうかもうここ首都高じゃないの…?
平日の昼であんまり混んでなかったのが幸いです。
一番怖い首都高の中央環状線は横浜近辺の一部だけで、あとは首都高湾岸線になるのでビビリながらも何事もなく通過できました。ナビがあってよかった・・・と思うのはナビの恐ろしさをまだ知らなかったからなのですが。

その後幸浦までは平穏そのもの。降りて直進すると八景島です。

貸し切りベルーガ八景島は一律1000円というべらぼうな駐車料金に涙するも、相変わらず良い内容で楽しめました。とくにベルーガ水槽はちょっと粘ればすぐ貸し切り状態になります。平日の行楽地はすばらしい。

水玉模様のなんとかエビ水族館は暗かったり、被写体が透明だったり光っていたりすばしこく動いていたり、写真の練習にはもってこいの場所です。

その後元の道で帰ろうと思っていたのですが、小腹がすいたので横浜中華街に行くことにしました。
中華街まではスムーズに行けました。中華街パーキングという大きな立体駐車場を見つけ、そこそこ混んでいる中で立体駐車も経験できました。駐車にはようやく慣れてきたようです。慎重にはなりますが、無闇な恐怖心はありません。もうこれで、切り返しを嫌がらなければ(急かされなければ)だいたいの場所に入れることができるでしょう。
どこで食べるかは決めてなかったので、以前enoがblogに書いていた店を電話で聞きました。行ってみたかったのですが、少量食べるという選択肢はない、とのことだったので、とりあえず行ってはみたものの次回、酒が飲めてお腹がすいているときにすることにしました。この店は天龍菜館。中華街広東料理の聖地とまで呼ばれているらしい。近いうちに絶対行くぞ。(enoには酢豚とハンバーグを絶対食えと言われた。メモ。)
聘珍樓や満珍樓で単品を頼む勇気もなく、聘珍茶館とかでおやつで済ます気もなかった僕らは、結局以前文子が行ったことがあった保昌という店に落ち着きました。小腹程度だったので少なめに頼みましたが、酢豚がおいしかったな。いろいろ珍しいメニューもあるようなので、またチャレンジしたいと思います。天龍菜館が先だけど。

さて、その後悪ノリで「港が見える丘公園」に行ってみたんですが、「夏に来ると葉が茂っていて夜景がよく見えないね…冬に来ると最高なんだけどな」「冬に来たーい♪」的な若者の恋のジャブの応酬に遭遇し、その攻撃的なスタイルのファイティングオーラに触れた途端僕のスタンドがひっぺがされ粉々にミルされて灰化したので、早々に退散することにしました。

ここでのお婆さんがそのときの僕。

ベイブリッジから大黒ふ頭へスタンドの喪失はその後も悪い影響を及ぼし続けました。まずはETCゲートでETCカードが挿入されておらず係員のおじさんをサモンする羽目に。後ろのレクサスのピリピリとした視線を若葉マークで反射しつつ、気づいたらなぜかベイブリッジを渡っている!! 何も考えずにカーナビに帰宅ルートを任せたからなんですが、なんだかカーナビの画面には羽田とか書いてあるし。これって最初に避けることにした首都高ルートじゃないですか!
おたおたしていると、あれよあれよという間に大黒JCTです。


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PAの周りをぐるぐる周りながら、やんちゃな大人達を見たいなーという考えがチラと脳裏をかすめましたが、もちろんそんな余裕はないので前方に横たわる首都高という魔物に対峙すべく覚悟メーターを充実させることに集中します。カーオーディオを消して、大黒JCTから北上し、浅田、羽田を過ぎ芝浦に到達し、ついに首都高中の首都高、C1に入ります。渋滞というほどではなかったですが、かなりの交通量に見えました。若葉マークのお陰か運転が危うかったのか、後続車の皆さんが車間とってくれて助かりました。ありがとう。それでもカーナビがなかったら大変なことになっていたと思います。カーナビがなかったらこんなところにはいないわけですが。

なんとか新宿を抜けて高井戸を越えると、何度も通っている(といっても免許取得後は上りだけ二回ですけど)中央自動車道です。Lv1だけど気づいたらロンダルキアにいてシルバーデビルに遭遇するもなんとか逃げ切った、そんな気持ちでした。
府中国立ICに着いたのが22:30。その後一人でファミレスの駐車場で駐車の練習をしたり、夜間+雨の走行を試してみたりして、結局2時くらいまで乗っていました。バックだけで進む練習もしました。この頃になるとラクティスの癖も分かってきて、最初に感じた違和感は全くありません。なかなか長時間の練習でしたが、とりあえず中古車に試乗するにあたって不安な要素はなくなったかな、と思います。