スタジオエイト様ウェブサイト構築

横浜の建築設計事務所と建築工務店、スタジオエイト様のウェブサイト構築をさせていただきました。

WordPressサイトにありがちなアーカイブページなどの中間ページを極力抑え、サイト動線をシンプルに構築しました。閲覧する見込み客がランディングページとなるトップページと事例・ブログの個別ページだけを見れば完結するシンプルな構造で、サイト内で迷子になることがありません。
と同時にデザインには気を配り、構造的には小さなサイトでありながらテンプレート設計はワンオフの独自制作というていねいな作りをしています。

WordPressサイトの構築には販売されている既製テンプレートを利用するということも一般的に行われていますが、弊社ではお請けしておりません。一般的に既製テンプレートを使う場合、御社コンテンツをテンプレートに合わせる必要が生じます。それは当初問題無いように思えても、構造的に無理を孕んでいます。

スタジオエイト様の場合、設計担当が女性代表、工務店パートが男性代表となっていて、同時に一案件を設計建築する場合もあれば、別々に受注する場合もあります。当然、ウェブサイトにもその構造に沿った作りが求められますが、一般的な既製テンプレートはそのような条件を考慮されていませんので、これを実現するのは無理とは言いませんがある程度の妥協を強いられます。

その妥協は当初は収まっているように見えても、後々のウェブサイトの発展拡張を考えるときには重い制限となることがあります。既製テンプレートの導入にはその点をぜひご考慮ください。よく考慮されたWordpressテンプレートは将来的なバージョンアップにも強く、多少の変化にも柔軟に対応できます。簡単に言えば「つぶしが効き」ます。私たちの提供するWordpressテンプレートはウェブサイト毎の専用設計をするため、編集方法も自然で無理がありません。利用プラグインも極力少なくし、Wordpressバージョンアップを十分にキャッチアップできる力のある開発者のプラグインのみを利用しています。また、万が一プラグインに問題が生じても、テンプレートを専用設計しているため代替プラグインの利用が容易です。

スタジオエイト様のウェブサイトはPC、スマートフォン、タブレットといったサイズの違う端末で閲覧しても、それに合ったレイアウトを提供するリキッドデザインになっています。リキッドデザイン自体は現在主流のデザイン手法ですが、単純に画面横幅に応じて流せばよいというわけではなく、リキッドデザインを前提としたコンテンツ設計もまた重要です。そのためにはデザインだけでなくウェブサイトがどのような要素により構築構成されているかという広範な知識と経験が不可欠だと考えます。

外部リンク：スタジオエイト