@massat のウェディングパーティに参加した

11日土曜日に、高校の同級生@massatのウェディングパーティがあった。
場所は鎌倉。なぜ鎌倉かというと、新郎が村式という会社の経営陣で、村式は鎌倉に根を下ろしているから。

パーティでは村式メンバーとも再会できて嬉しかったが、中でもしもざき(小林)の息子の潤之介とは初対面。
どんな人間なのか心配していたが、実際に会った潤之介は不敵な頬構えをした、肝の据わった男だった。
ただし、生まれたてのため、体温は高め。

このパーティは村式の社員が総出でバックアップしていて、手作りの、暖かな、いいパーティだった。
僕も動画を進呈させていただいて、微力ながらお手伝いができてよかった。
みんなまじめで、いいやつ。

そしてメガネは、何をさせてもかっこいい。

そうそう、書いておきたいことがあった。
小林榎本と連名で、新郎新婦に何か贈りたいという話になって、とりあえず花を贈ろうぜ、という話になったんだ。
そんで、面白いモノをっていう話の流れだったから、最初は「いいとも」で出るみたいな花輪を、という話だったんだけど、前日にそれが決まって、出先でウェブを見て調べてみたら花輪があんまり(いや、すごく)良くなかった。それで、オーダーを任された僕は困ってしまった。
ちょうどそのとき吉祥寺にいて、ヨドバシの前で「どうしよう…」と、途方に暮れていたのだ。
たまたま吉祥寺にいて良かった。すぐお隣の西荻窪に住んでいたときに、異常に腕の立つフラワーアレンジやブーケを売る、お休みの多い、へんな花屋があったことを思い出したのだ。
店の名前を、La Hortensia Azul (ラ・オルテンシア・アズール)という。

クリスマスの時期になると、店の顔である黒猫のノロのポストカードが街に溢れるから、それで知っている人も、いるかもね。

それから、何年か前に人気ブログのダカフェ日記クリスマスリースが紹介されたこともあるから、それで知ってる人も、いるかもね。

僕は小さなブーケは何度か店頭で買ってたけど、文子の成人式のときにでっかい花束をふたつ、本人用とお母さん用にお願いして、それっきりだった。(もう6年も前か!)
僕も国立に引っ越してしまって、すぐお隣の美容院mashには通っていたけれど、花を買うことは無かった。だって、いつもやってないんだもの。
もともと普通の生花店としての営業は得意でなかったみたいだし、(500円で買えたちょっとした小さなブーケもすごく素敵で街を潤してくれていたけど、)ウェディングフラワーの大きな仕事があるとちょくちょく休んでいたのは最初からだったから、忙しいんだろうなあと思っていたのだった。
そしてmashも荻窪に移転して、Hortensia Azul の前を通ることはほとんど無くなった。

僕の結婚式があるとすれば、そのときは絶対にお願いしようと思っていたのだけど、唐突にそれを思い出した。
さっそく電話をすると、今は普通の花屋としては営業していないという。サイトを見ると、どうやら本業に絞ったようだ。
急なお願いだったけどやってもらえるということで、なんとか胸をなでおろしたのだった。
「もう仕入れができないから、特定の花のオーダーなどはお請けできませんが…」と、言ってくれたのだけど、花のことなんか全然分からなくて、どうせお任せしかできないので!用途と雰囲気をお伝えして、そのときの時間は確か15時くらい。17時には現地向けに発送しないといけないということで、吉祥寺にいたから行って代金を支払ってでもお願いしようと思っていたのだが、振り込みもネットから銀行振り込みで、あとで振り込みが確認できる書類を送ってくれれば良いと言ってもらえて助かった。(振り込み画面のキャプチャを送った)

その夜、「発送しました」ともらった画像がこれ。

相変わらず、いい腕。
生け花もアレンジもやったことないけど、この才能には嫉妬する。