エンジンオイルを替える

プントも一年1万キロ乗ったので、エンジンオイルを替えなくてはいけない。
ほんとは6ヶ月or1万キロでの入れ替えが推奨されてるんだけどね。(Haynesマニュアルによる。取説ではイタリア本国での想定とした上で一年or2万キロとある。僕の利用は中距離中心でシビアコンディションではないので、これでいいのかも。)

取説ではSELENIA 20Kを2.5L(フィルター交換時は2.8L)指定。
ヘインズマニュアルでは
Synthetic-based multigrade oil
viscosity SAE 5W/30 to 10W/40, to API SJ and ACEA A1, A3-96 or better
化学合成マルチグレード(広温度域対応)
5Wとか10Wというのは低温度対応のグレードで、5Wのほうが-35度まで対応で高性能。30とか40というのは動粘度の値。動粘度は一定の条件下で液体が毛細管を落ちる時間に比例するようなので、高いほうがねばっこいということだろう。高温時の粘性性能と思えばいいのかな。APIとかACEAというのも各機関の制定しているオイル規格。とりあえずSAEが1番細かいのでそれだけみれば良さそうだ。

フィアット指定のオイルを入れるのも楽でいいが、せっかくなので別なものを入れたいところ。オイルの最高級品はひまし油などの植物油なんだそうだ。耐久性を気にしなくていいレースでは使われるんだとか。
wikipediaによると「植物油ベースの生分解性オイル」があるらしい。これはなんかちょっと惹かれるね!
攻殻機動隊の原作でバトーがフチコマに入れて、択捉でトラブってたやつ…

だけどオイルは完全に抜くのが難しいので、今まで特に問題なかったことを考えると同じオイルを使い続けたほうがいいのかもしれない。セレニア20Kというオイルはアルファほかフィアット系列ではよく使われるオイルのようだ。
この週末に替えるつもりだったけど、メーカー指定品はイタリアのだしスーパーオートバックスでは売ってないだろうな。ちなみにセレニア20Kは10W/40。考えどころ。

“エンジンオイルを替える” への2件の返信

  1. オイル交換は何といっても整備士に頼んだ方がいいよ。
    手間と経費と時間を考えて、そこなら、イエローハットがお勧めです。オイルなら注文しておけばなんでも揃うでしょう。

  2. カインズホームでオイルを買うと、上抜きフィルター交換なしで500円でやってくれます。
    でもそれじゃあ何も面白くないからね…経験できることはしたいたちなので。
    自分でやる人ばかりなのに、やったことがないというのも我慢なりません。
    つまんなかったら、二回目以降はやらせてもいいけど。

    フィルターも注文したし、油圧式ジャッキも買いました。
    あとはウマ(ジャッキスタンド)を買えば交換できます。
    手順はごく簡単。暖気して抜いていれるだけ。

    ヘインズというイギリスのサービスマニュアルが丁寧に教えてくれるので、わからないことはなにもありません。