青梅蕎麦店めぐり

※2011/2/1更新

青梅は特産品が梅しかないんですが、これも地名にこじつけていっぱい植えただけで、もともとは金剛寺に青いまま熟す梅の木があるというだけの話なのです。吉野梅郷の梅の時期はそれなりに壮観ではあるのですが、梅干しを食べてもお腹はふくれません。

山あいの観光地によくある蕎麦が、青梅でも盛んです。これは別に蕎麦を育てているわけではなく山間部の田舎つったら蕎麦だろ!的なイメージが原因なのではないかと睨んでいるのですが、脱サラで始めやすい店の筆頭が蕎麦屋と喫茶店、という現実的な理由もあるようです。

まあそんなわけで、たくさん店があればそれだけ競争も激しくなるであろうという淡い期待の下、蕎麦店巡りを始めました。まだ「ここ!」という店には巡り会ってないのですが、そこそこ満足できる店はけっこうあります。

榎戸(訪問4回)★おすすめ
 11:30-15:00までというアグレッシブな営業時間。青梅では有名店だが確かにおいしい蕎麦です。多少並ぶのを覚悟すれば、一度食べる価値あり。天ぷらは今のところ青梅の蕎麦店ではNo.1と思う。

そば処 はら(訪問4回)★おすすめ
 畑で採れた季節の野菜を天ぷらにして出してくれる。蕎麦を食いに、というより庭を見に行っている感が強い。都会人の期待する青梅らしい店だがこういう店は案外ない。

わせいろう(2回)★おすすめ
 桜エビのかき揚げがおいしいらしいが食べたことがない。新しくきれいな店だが内装に統一感がない。蕎麦のおいしさは近隣では五指に入るだろう。
 
静蕎庵(1回)
 ものすごくわかりにくい場所にあるが平日でも混雑している。安いし蕎麦もおいしい店だが、かなり待った。天ぷらもしっかりしていて再訪したい店。

雲水(1回)
 中学のときの塾の同級生の実家。評判は耳にしていたが初訪問。東青梅駅至近。
鰹の香りが立つつゆが蕎麦によく絡む。店内も涼しげできもちいい。

津久茂(2回)
 「つくもそば」とは親戚関係らしい。メニュー豊富ながらそこそこおいしい。

十割そば 谷津(1回)
 場所が梅郷の梅の公園近くだからか、ひどく高い。青梅では十割でもざるが一枚1000円を越えることはめったにないが、ここは1200円。値段の価値があるかというと、疑問。

大正庵(7~10回?老舗なので…)
 老舗で祖母宅至近なので出前でもよく利用させていただいている。が、一度もざるそばを食べたことがない!なんだか寒い日によく利用するからかな…天ぷらそばや穴子天そばを頼んでしまう。だから、蕎麦の味は実はよくわからない。

手打ちそば 新町(1回)
 黒々とした田舎そば。だが意外ともちもちした麺で蕎麦の香りはあまりしない。

石挽きそば 並木(1回)
 吉野街道沿い、滝川街道に曲がる交差点あたりにある店。このあたりによくある土蔵を改築というかほぼそのまま使っている店で、目立つ。あまり好みではなかったが、人気があるようだ。

戸隠そば 小川屋(1回)
 上の新町のすぐ隣に店がある。普通の町のおそば屋さんといった感。

梅の内(訪問6回)★おすすめ
 11:30-15:00という営業時間は榎戸と同じ。瑞々しく蕎麦の香りがしっかりします。天ぷらは榎戸に劣るが、青梅梅郷の山裾という立地、小さな農家のたたずまいなど、都会の人が青梅に求めるものが多くあり、お勧め。蕎麦は一九、たまに十割。蕎麦の量が少ないのと、つゆ、薬味の少なさが残念。男性なら二枚くらい楽にいける。わかりにくいのでよく場所を調べて、また大きな車は入れない可能性を覚悟して。ハイエースクラスが入っているのを見たことがあるけれど、路地が狭すぎて厳しいかも。

和楽(訪問1回)
 河辺というか小作。青梅街道沿いなので、山あいに着くまで待てない!という人はいいかも。きれいな店内、きちんとした蕎麦。周囲は工場地帯で青梅街道も近いので騒がしいが、店内は静かです。再訪したい。

丹三郎(訪問1回)
 ここは「はら」よりも古い、かなり大きな農家を改築した店内。青梅というより古里なので、奥多摩と言った方がよい。有名店なので予約しないと土日は入ることができないと思う。当日予約でも受け付けてくれることはあるので、電話してみるが吉。店内外の雰囲気はさすがに良いが、混みすぎてて蕎麦がおろそかになっているのではないかと思う。平日にもう一度行ってみたい。

以下未訪 訪問予定リスト
つくもそば

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