Pinball Hall of Fame: The Gottlieb Collection リメイク決定やっほい

PAL(EU圏向け)で発売されていたもののJPは当然としてUSでも発売されていなかった、Farsight Studios の Gottlieb Pinball Classics (Wii)が Pinball Hall of Fame シリーズとしてリメイクが決定してた
つい先日XBOX360(US)とPS3(RF)版の Williams Collection版が発売されて、US360の送料が思いの外高かったのでどうしようかなーと思っていた矢先に嬉しいニュース。US版はCrave Entertainment から。

実は Williams Collection (Wii)のPAL版は買ってあるのだが、残念ながらこいつは Gecko OS でRF化しても動作しない数少ないソフトの一つだったのだ。幸いというか何というか Gottlieb Classics の物理モデルは近作である Pinball Hall of Fame: The Williams Collection と比較して著しく評判が悪かったので、PALエリア向けTVをそのためだけに買うという誘惑をぐっとこらえていたのだった。

Pinball Hall of Fame: The Williams Collection の完成度の高さから、ファンの間では同じ物理エンジンを使ってのリメイクが最も望まれていたのだが、まさか本当にやってくれるとは!
ゲーム関連で今年一番嬉しいニュースであることは間違いない。

ignによると収録テーブルは
Black Hole(1981)、Victory(1997)、Tee’d Off(1993)、Genie(1979)、El Dorado(1975)、Ace High(1954or1957)、Big High(Big Shotの誤植?)、Central Park(1966)、Goin’ Nuts(1983)、Strikes n’ Spares(1995)
ピンボールではないがLove Tester(Love Meterの誤植?)、Xolten

中でも目玉はやはり地下面のある Black Hall だろう。PAL版でもこれができないのだけが心残りだった。
価格は19.9ドル。やすっ!
まあ実を言うと僕がピンボールとして楽しめるのは80年代以降の台であろうから、実質五台程度なんですけどね。
ignのニュースでは12/15発売となっているが、来年1/19(僕の誕生日だ)に延期になったらしい。それくらい待ちますとも。

Pinball Hall of Fame というのは Las Vegas に実在するピンボール専門ゲームセンターの名前なのだが、ゲーム版のこれは Playstation 2 時代から地道に全機種に出てきたそこそこ歴史あるデジタルピンボールのタイトル。Gottlieb Pinball Classics まではいくつもあるデジピンソフトの一つでしかなかったのだが、前作 Pinball Hall of Fame : Williams Collection が2008年に Wii に出たときに Wii Remote での操作が驚くほどマッチし、同時に物理エンジンがかなり自然に刷新され、各ゲーム誌やサイトで絶賛されるというちょっとした事件を起こした。HDとなった上述のXBOX360版やPS3版も高評価。

“Pinball Hall of Fame: The Gottlieb Collection リメイク決定やっほい” への3件の返信

  1. Wiiかぁ。360版があんなことになってなきゃなぁ。
    っていうかWiiもリージョン付きだったんだっけ。
    腹据えてWii版買うかどうか悩んでます。

  2. >キムチ
    ピンボールは右も左もわからないままに天高く打ち上げられ、瞬く間に転がる石のように奈落へと転落する命をその構造で示しています。
    ただただ何もしなければ何も得られません。しかし落ちる都度命を鼓舞し上方向の力強いエネルギーを賦与することで(重力加速度が無くなることは未来永劫無く必ず最後は転落するのだけれど)、見ようによっては泡沫のごとき成果を得るために何度も何度もチャレンジをするのです。ピンボールは前向きな人生の縮図であろうと思います。

    >けーぜろ
    北米版360は輸送の問題がどうしてもね、、買ってきてもらおうと思ったけどさすがに重いよということでやめました。play-asiaでもUS本体は無かったなあ。