運転の練習

教習が終わってから免許を取るまでに一ヶ月以上開いてしまったので、かなりのことを忘れているであろうと思い、合宿が休みになった土日にレンタカーで練習に行くことにしました。
小NO君に同乗をお願いしたら快諾してくれたので、安心です。

さて、僕は初心運転者なのでレンタカーをする際に断られたり、保険に入ることを拒否されたりするケースがあるらしいということが分かっていました。そのため初心運転者が保険(※この場合正しくは免責補償であって保険ではないらしい)に加入できないニッポンレンタカーは残念ながら使えず、トヨタレンタカーで借りることにしました。別途ドライバー保険に入ればいいんですが、今回は最初なのでレンタカー会社の保険を利用することにしたのです。対人対物無制限です。同乗者である小NO君にも3000万円までの怪我だったらしてもらえます。

一日半のVitzのレンタルで、15000円。安くはないけど、これをやっておかないと先に進めない気がしたので僕にとっては必要な通過儀礼です。レンタカー会社から出たときは正直言ってかなりおっかなびっくりだったのですが、しばらく乗っているとだんだんと感覚がよみがえってきました。僕はMT教習だったのでつい左足がクラッチを探していつのまにか左足ブレーキになってしまうのですが、それ以外はなかなか良い感じです。しかし、慣れてきて少し暗くなってきた頃に、対向車が残っているのに右折しようとしてしまいました。気をつけないと。
あと高速走行時に右寄りに走行してしまうクセを指摘されました。なるほど。

ルート/練習menu
・新奥多摩街道~国道16号
・三井アウトレットパーク入間 駐車場で駐車(ひろかった)
・国道16号~五日市街道
・MOVIX昭島駐車場で駐車(ひろかったが寄せが多かった)
・自宅への帰り道で適当な右折をしようとして小NOナビよりCAUTIONを受ける
・自宅そばのコインパークで駐車(わりとうまくいった)
(自宅で2時間ほど睡眠)
・国立府中I.C.~中央自動車道談合坂SAで駐車~一宮御坂I.C.
・ほったらかし温泉で駐車(ひろすぎて練習にならず)
(入浴/朝食/温泉の休憩所で2時間ほど睡眠)
・勝沼I.C.~中央自動車道談合坂SAで駐車~高井戸I.C.
・環八~玉川通り経由~武蔵中原(二子玉川駅前で渋滞を経験)
・コインパークで駐車(せまくて寄せをたくさんした)
(小NO邸で1時間ほど睡眠)
・府中街道~関戸橋~川沿いを帰宅(初めて一人で走る)
・国立を一周(駅前のロータリーを体験)
・自宅最寄りのGSで給油(2300円)
・返却

値段分はしっかりと練習したと思います。次回にとっておく積もりだった初高速チャレンジも経験することができ(高速教習はシミュレーターだったのです)、駐車の練習も結構したし、初の夜間走行も山道の走行も給油もできました。あとやってないことと言えば雪道の走行くらいでしょうか。

Vitzは1000ccのCVTでした。さすが日本のベストセラー大衆車、よくできた車です。小回りは効くし軽いし小さいし、それでいて居住性もそれほど悪くありません。運転席と助手席の間にあるセンターパネルの視認性もよく、助手席前に二個、運転席前に一個ある物入れはかなり便利です。収納上手。さすが。父キムチは娘サービスでVitz買うべきだと思いました。最小回転半径4.7mは驚異的。軽自動車かよ!ってくらいくるくる回ります。
視界も広く、前方の死角はほとんどなし。後方も見やすかったです。
昼間でよく流れている高速の登坂は若干息が上がり気味でしたが、80~100km走行なら十分。80kmくらいになるとロードノイズが大きくなってきますが、町乗りのスピードではとても静かです。エクステリアデザインも含めて大変よくできた車だと思います。運転がおもしろいかと言われると、MTではないので単調なのは仕方のないところ。でもMTだったらこんなに長時間乗ってられなかったでしょう。
シートは特に特筆すべきところもない普通の日本車のシートで、足に合わせるとハンドルが遠くなって肩が張りましたがこの程度なら気にならないで乗れるかなあ、とも思いました。女性向けなのでコンパクトに作ってあるのでしょうね。
ギャップを拾ったときのつきあげは若干気になったものの、比較対照が教習車しかないし、教習車で山道や高速を走ったことがないのでよくわかりません。これからは今回のVitzを基準にレンタカーや中古車などを見ていきたいと思います。

次以降の課題
・狭いぎゅうぎゅうの駐車場で空きを一台ぶんだけ見つけたときに入れるようにする
・立体駐車場を体験する
・首都高を体験する

あ、あと、やっぱりカーナビは便利!経路に気を取られず周りを見ることができます。事故の発生率を低減してくれると思う。ETCもスゴク楽。

小NO君長時間どうもありがとう。おかげで心強かったよ。お疲れ様でした。

“運転の練習” への4件の返信

  1.  つぎの走行練習では、バック走行(直進)を盛り込んでください。バックミラーもキョロキョロと応用しつつ、人を轢かないように。
     これは意外にも、ハンドルさばきと空間認知力のリンクを養成する練習になります。(要保険適用のこと)