Task忘年会’08

みなさま、今年もお世話になりました。
今年の弊社の忘年会は27日でした。例年通り前日から有村家待機で、朝から築地に買い出しへ。去年は仲田と文子が来ましたが、今年は茂を連れて三人で行きました。さすが日本一の秘境。年末ということも手伝い、市場場内の異様な熱気にアメリカ人は大満足したもよう。

今年はエビが例年の半値程度であったらしい。イクラはかなり高くなっているとか。
タラバはロシア産が全然なかったが、アラスカ産はちゃんとあった。でも少ない感じかなー。値段はあまり変わっていない。ロシア産とアラスカ産では大きさの呼称が違い、ロシア産はスーパージャンボ、アラスカ産では7Lというサイズを毎年購入する。でかい。高い。うまい。

買い出しは買い出しで大変なのだけど、発送用と当日消費用を確保してしまえば終わり。その後発送のために場内のクロネコヤマトに並ぶという仕事が別に存在する。10箱前後仕入れるタラバの運送に二人かかるとして、7時に開くクロネコの机の前に並んでいる人間がもう一人要るのだ。
とはいえ今年は市場の年収めまでにはまだ日数があったので、それほど並んでなかった、かな。年末ぎりぎりだった一昨年はひどかったなあ。今年はクロネコの発送作業員も4人くらいいたし、スムーズでした。

タラバを文子家と実家へ発送しまして、板橋の有村家に帰ります。(茂は正本で包丁を買いました)
ここからゲストの来る昼まで睡眠・・・できたらいいんですが、僕らにはまだ仕事があります。
有村は鯛を捌いてタラバを茹でて殻をとる。
僕はアジを大名おろしにして刺身にし、鯛の潮汁を作る。
かなり大きく太ったアジなので本当は大名おろしでなく三枚におろせればいいんだけど、まだトライしてない。来年は三枚おろしができるように練習しておこう。小出刃も欲しいな。
潮汁は一昨年からだんだん改良を重ね、去年から導入した「一度グリルで焼いてから湯で洗って(焦げを落とし)だしに投入」が好評。味付けは昆布だしと塩、白だし少々、香り付けに醤油。

昼頃合流したH美さん、T子さんにN田、S緒、H野さんとおいしい忘年会が始まりました。
そこそこの人数がいるので皆思い思いに話すんだけど、皆話題が豊富な上に浅くないので酒を入れながら寝不足の状態で思考力を保つのが大変。楽しいんだけど帰る頃にはへとへとになってしまうのです。

某国の人に接待されていると思ったら説教されていた、みたいな話もあったけど、グリーンピースとシーシェパードの話題は茂にはちょっと悪いことをしたかもしれない。彼は今「関西女子2人と巡る;~大阪・京都4泊5日の旅~」にでかけているので、帰ってきたら鯨でも食わせながら謝っておこう。