Windows XpとIISメモ

aspのローカルチェックのためにひさびさにIISを使った。以前はWindows2000 Professional環境だったが今回はXpなので面倒だがまたIISをインストール。要XpProのCD-ROM。
・コントロールパネルからプログラムの追加と削除→Windowsコンポーネントの追加と削除
・IISをインストール
これで普通は起動するはずというのだが、起動しない。
以前vertrigoでハマったようにSkypeのPort80利用が問題のようだ。
・Skypeの ツール→設定→詳細→接続→「上記のポートに代わり、ポート80を使用」のチェックを外す→保存

なおIISを再起動したいときはコンパネ直下にはなく、
コントロールパネル→管理ツール→インターネットインフォメーションサービス
にあるので注意。2000の頃はもうちょっとわかりやすかった気がする。

sendMailからsmtpをどうやって参照したらいいのかよくわからない(localhostではだめ)のでとりあえずISPのsmtpを指定してしのぐ。

以上メモ。

唐十郎と紅テント

11日土曜日に劇団唐組の『ジャガーの眼』を観てきました。キムチこと父が演劇ファンで、チケットが取れたと誘ってくれたのでした。唐十郎が紅テントを花園神社に建てたのが1967年。41年目の舞台は花園神社ではなく井の頭公園でした。(最近は雑司が谷の鬼子母神と井の頭公園でやっているのだそうです)
18:30開場で2時間くらい。途中2度の休憩がありました。僕は演劇には疎遠なので気の利いた感想はとくにありませんが、観賞後にキムチに聞いた話も含めてなかなか興味深い晩でした。唐十郎や寺山修二が活躍した60~70年代の興奮を感じるというまでには行きませんでしたが、その雰囲気の大まかなアウトラインをつかむことくらいはできたような気がします。
鈴木忠志がいる富山利賀にも行ってみたいですね。

父とも話しましたが唐十郎のような動機を持った才能は、こんにち演劇という表現手段を採ることが稀です。すでにそれは起こってしまったことで、自然な流れなのでどうすることもできません。しかし演劇が持っていたメディアとしての特が自然消滅し忘れられる前に、どこかで掬っておく必要があるでしょう。

今週の近況メモ

5日 日曜日 弟の結婚式以来、目白の叔母宅で寝込んでいた祖母を見舞って目白へ。新宿高島屋の地下に紀伊国屋が入っていて、そこでいろいろ買ったあと副都心線に初めて乗った。雑司ヶ谷で降りる。うーん、山手線のほうが楽かも。でも人が少ないから気分的にはこっちのほうがいいか。
6日 月曜日 国立へ戻る。京王線で帰ったら橋本行きに乗ってしまい、多摩都市モノレールで立川に。魚力でとろほっけを買った。仕事。
7日 火曜日 祖母を青梅に戻すために、車種指定できるタクシー会社を探した。MKタクシーでメルセデスベンツE320 CDIがあったのでそれに。自転車のドロハン化に着手。バーテープをつけずにテストランまで済ます。
8日 水曜日 昼前に目白へ行き、タクシーを待って青梅へ。高速を使ったので早かった。1時間半くらい。後部座席は乗りやすかったようだがゼロクラウンのほうが内装良かったかもな、とちょっと思う。高速代込みで19000円。症状も落ち着いてきたようなのでこの日はいったん帰る。仕事。深夜、引き続き自転車組み。一応完成。
9日 木曜日 仕事。15時くらいから自転車で青梅へ。途中羽村へ寄る。青梅駅前で買い物をして祖母宅へ。
10日 金曜日 夕方国立に戻る。
11日 土曜日 今日。夕方から父と唐十郎の芝居を見に行く予定。妹たちはディズニーランドだそうだ。雨なのに。

備忘録0810

画家:山口晃 BS Hiで狩野永徳の特集を見て。着眼点がよい、アイデアは若干冷めた頭で考えすぎなきらいはある気がするけど、絵はうまい、熟達した漫画家のようである。あとしゃべりが立つ。

狩野永徳:洛中洛外図屏風 上の山口晃はこの絵と絡んで出てきたのだが、返って狩野永徳の凄みが際だつという番組側の思惑に見事にハマっていてかわいそうだった。その他同じ番組で出た永徳の作品は、襖を開けたところに見える実際の庭の「見立て」との連携が味な国宝聚光院障壁画、秀吉の背面にあって権力を演出する巨大な唐獅子図など。仕事柄ミニマルな意匠のネタ元として尾形光琳に触れることはあったのだが、この間のセルヴィス・ルソー/セルヴィス・ランベール展で見た葛飾北斎や歌川広重、二代葛飾戴斗、川鍋暁斎、幸野楳嶺らの絵手本・画譜といい、日本画は全くもって侮れない。

原田郁子:銀河 リンクはiTMSへ。原田郁子+忌野清志郎。いつ録音したものなのだろう?ここへきてこの内容はずしんと重い。自転車漕いでいるとチャリマニアの清志郎を思い出す。この間の秋川のライブで「きよしちゃん」を歌った矢野顕子のことも。坂本龍一は清志郎も矢野顕子と同じようなタイプの音楽家と評した。

クロスバイクをドロップハンドルにしたい!2

先日TREK7.5にSTIをつける!と意気巻いておりましたが、とある2ちゃんねるやCBNで「トラベルエージェントつけて峠を下っているときにブレーキがひけなくなって崖から落ちた」「半年で破断した」という書き込みを読んだり、ST-4500(TIAGRAのSTIレバーのこと)がいっこうにオークションで落とせないとか、今期から10s化してしまった105が使えればレバー黒があるのに・・・とかそういういろんな障害をもろもろ考えていたら嫌になりまして、STIは諦めてブレーキレバー+バーエンドシフター(バーコン)でいくことにしました。
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寺門広気展覧会

いやー先週は危なかった。
なんとか人間界に生還いたしました。寝ないでもなんとかなるもんだなどと高をくくっていたら、最終的には心臓が疲れた疲れたと言い出したので慌てて睡眠を取りました。

さて、昨日土曜日はいろいろと忙しいが実り多い一日だった。
まず昼前からひさびさの太陽を浴びつつ散歩、谷保のすえひろ亭へ。ここは前からおいしいと噂は聞いていたんだけど、入ったことがなかった店。有頭エビフライのスペシャルランチ2000円也、すごい大きさ。僕は(まだ体がスクランブル状態だし)無理そうだったのでオムライスを頼んだんだけど、エビフライも半分くらいいただいてしまった。しっぽも頭もほとんど食べた。うまい!!また来る。

その後アントルメでケーキ(洋梨のコンポートがすごい!)を買い、

Agreable Museeへ。ebagos祭みたいになってた。相変わらず女子色が強いがいいお店です。カフェもある。文子の頼んだカフェオレがめっちゃうまかった。

いったん帰宅。この日は「黄色い鳥器店」で寺門広気展があったのでそそくさと正装(ほうばいでもらったネクタイ柄Tシャツ)し、自転車で向かう。なんと展示数500!普通の展覧会だったら何も考えず喜んで巡るところだが、買うとなれば話は別だ。この膨大な作品の中から「他の客より早く」自分に合った作品を探さなくてはならない。これはちょっとした競争だ。金曜に来れば良かった、ほんとに。でもまだ修羅の世界の住人だったからな。40分ほどで10くらいの候補にめぼしをつけた。最終的には半分に絞ったが、今回は我ながらよいチョイスをしたと思う。

寺門さんには初めてお会いしたのだけれど、聞いていた通りたいへん気さくで親しみやすい方で、いろいろと興味深いお話を聞くことができた。この方の作品は実用品としての優れた機能がありながら、絵付けに関しては奔放にエッジを攻めるドライブ感を持っている。と僕は思っている。絵付けが自由かつハッピーでありながらも同時にノスタルジーや憂い、アイロニーといった要素を内包している点、また瞬間的に目に飛び込んでくる『引用』のおもしろさ(昨日売れてしまった皿にはジャブローの皿があったとか)が特徴なのだが、ご本人にいろいろと聞いてみると、そういった要素が氏のコンテンポラリーアーティストとしての下地によるものであるということが分かり大変驚くとともに、なぜ僕がこの人の作品に惹かれるのかも得心がいった。ちょうど大学時代にメディアアートの洗礼を受けている僕らの世代にとっては手法そのものがツボな上、引用もとが完全に同世代のメディアでありながら、村上隆ほどオタク世界の内側に墜ちきらない。その距離感がちょうどよいのだ。(僕の技量が足りず作品を殺してしまうので、写真は割愛)

過酷な一週間の最後にすばらしいご褒美があったものだ。行って良かった。

さて、その後お店のタカハシさんと寺門さんに誘われ、そのまま夕方からのBBQにおじゃますることに。ノイフランクのソーセージに手羽元のハムを七輪で焼く。うまい。ビールが進む。11月の益子の陶器市に誘っていただいたけど、これはよく考えたら延期されたT子さんとの仕事合宿と被る。残念だが来春。
そこへR1に乗ったO野氏がY’sに着いたとの連絡が。梱包してもらった作品をまだ受け取っていなかった&&ビールを飲み終わっていなかったので、黄色い鳥まで来てもらうことに。武蔵小杉から30kmくらいなので多少は疲れているだろうということで彼もBBQに少し参加してもらい、休んでもらった。店頭はすっかり楽しい酒盛りの様相を呈してきていたが、あたりもすっかり暗くなったので場を辞すことにした。うーむすばらしい土曜だった。

その後僕らはY’sへ。僕のドロハン化のための最後のパーツを買うためだ。ハンドル、バーテープ、ブレーキワイヤー、ステムコラム。
ただ、これらのパーツを組み上げるのは来週になるだろう。日曜は目白へ祖母の見舞いに行く。

2時間睡眠

ここ4日間くらい平均睡眠時間が2~3時間
ブドウ糖とコーヒー(カフェインは少なめ)と風呂で保っている。体はガタガタだが頭はなんとか動く。
さっき二時間仮眠できて、やっと笑えるようになった。

風呂でつらつらと考える。
・「私たちはシステムの中にいる」と考えるか、「私たちはシステムである」と考えるかの違いは、個人のポジティブさの傾向に直結する。
・恒常性というのはそのへんの群や系にとって一般的なものであろう。そして一見システムの堅牢さ・柔軟さを担保する性質であるように見えながらも、個が恒常性の犠牲になるということは往々にして発生する。卵の周囲の温度変化によってメスを増やすワニ(という種)は、同時にメスを減らすこともする。
・つまり、利己的なのは「私の遺伝子」ではなく、DNAの群を以て種の総体とするひとつの系だ。
・そして我々はこの系の波エネルギーを時間的遠方へ伝播するための媒体である。
ここまでは自明。
では、この系のそもそもの波エネルギーはどこから生まれたのか?
我々が日々作り替えられながら紡ぎ出すミームの波は、ジーンの波に影響を与えるか?

続きは継ぎのお風呂で。