L.A. 三日目 ベニス・ビーチと肩こり

Downtown bldgs from Little Tokyo Mall昨日のエントリーでも書いた、朝方撮れた写真はこんな。日本でもアメリカでも朝の空の色はおなじ。


Downtown bldgs from Little Tokyo MallL.A.は異常に平たいところなんだけどこの奥に見えるビルのあたりだけは丘のようになっている。ダウンタウンの中心街。高層ビルに隠れてよくわからないんだけれども、近くに行くと急な斜面があります。京都式の通り名での住所管理であのあたりは4th-Olive Blvd.とかそのへん。

No factory skateboard shop at Little Tokyo宿のすぐ近くにスケート屋を発見。スケート関連グッズの購入は今回の旅の主目的のひとつなんだけど、ここはショートのお店。日本人がやってるらしい。ショートボードとアパレル中心。この店でもなんか買って帰る予定。
二宮金次郎@L.A.L.A.に移住した人々は、太平洋を挟んだこの地に故郷を再現しようとしたのだろうか。今はちょっと残念な感じの観光地化してしまっているリトルトーキョーの、以前の姿が気になった。

マリブまで行って道を間違えたことに気付くこの日は車でベニスビーチ、サンタモニカまで行くことにした。フリーウェイで西へ20kmほど。海岸へ出たがベニスビーチに着く気配がない。ずっと走っていたらマリブに着いてしまった。Uターンして間違えた道を戻り、サンタモニカを越えてベニスビーチへ。

ベニスビーチのサイドウォークベニス・ビーチは映画で有名なドッグタウンのビーチだ。トニー・アルバやジェイ・アダムス、ステイシー・ペラルタらZ-BOYSを輩出した近代スケートボードの聖地。とはいえあまり治安がいいとは言えない場所なので、カメラを構えるのも難しい。人に向けると何言われるかわかんないからなあ。コンパクトデジカメのほうがいいね。
ベニスビーチのピア(桟橋) せっかく太平洋を渡って反対側に来たのだから日本側を見ておこうと桟橋へ。海があるだけでした。海はあまりきれいではない。

海岸沿いに広がる別荘地 海岸沿いにサイドウォークがあり、砂浜とサイドウォークの間に自転車やスケート向けの道路がある。双方ともコンクリート葺きで、空いた隙間にはタールを塗りこんでいるようだ。歩いてサンタモニカへ向かってみた。
サンタモニカに近づくにつれ、店が増えてくる。それほど安かったわけではないのだがSector9の08年モデルが売ってたのでロングスケートボードを買ってしまった。意気揚々と滑り始めたのだが前述のタールっぽいものにウィールを取られ派手にスっこんでしまった。あまりに格好悪いが咄嗟に体を丸めて一眼レフを守りきったあたり、僕も転ぶのがうまくなったということだろう。スケートで転ぶこと自体が1年ぶりくらいだったとおもうんだけど、ロングスケートボードの本場なんだから一度くらい転んでおかないとね。とおもっていたら3回も転んだ。どうもアスファルトばかりの日本とコンクリのベニスでは勝手が違うのです。車高が異常に低い上にカービングがきついというのもあり、特に斜めに小石を噛んだり先述のタールっぽい補填剤にひっかかったりするとクイックに止まっていただける。結果僕が宙を飛ぶことになるわけです。幸い、ひじを擦りむいたほかは特に怪我はありません。このへんはウィールの形状に問題がある気がする。
新しい板はサイドワインダートラックの新しいモデルで、Sand Wedgeという名前。トラックを二つ組み合わせたような形をしているサイドワインダーなのに非常に車高が低い。どうやってんのかとおもったら板にトラックが入る穴が開いていた。強度無視だけどそこまで乱暴に扱わないしまあいいか。デッキテープを触るとぺこぺこするのでそこは嫌い。

車高はRandall150mmにABEC11のウィールを履かせたCR2よりも確実に低い。それでいて深くクイックなターンができて、ウィールバイトもない。他のトラックがつかないしキックもないので楽しみ方のバリエーションはなさそうだが、スラロームとクルーズにはかなり強そう。変にポンピングしようとせずまっすぐすべるだけなら多分転ばなかったでしょう。

ベニスビーチ-サンタモニカ間以外では滑っていないのでうずうずしてるんだけど、ホテルのあたりはちょっと滑りにくいなあ。車がどういう動きをするのかよくわからないし、あんま乗ってる人をみかけないのですよ。サンタモニカにはうじゃうじゃいたけど。

サンタモニカ、サードストリートプロムナードベニスビーチに戻った後サンタモニカまで車で行き、食事をしました。食事といってもピザのファーストフードで野菜ばっか入ったピザとキッシュのあいのこのようなものを食べただけですが。あんま食べ過ぎないようにしないと帰ってWiiFitに載ったときに悲しい思いをするから・・・。サンタモニカのサードストリートプロムナードはベニスビーチとよりもかなりこぎれいな街で、人種もちがうし服装もちがう。隣町なのにここまで違うとは・・・。日本で言えば自由が丘っぽい感じ。ベニスビーチもいいところだったけどね。こういう人種や所得や治安の違いというのはこの後も何度も目にしている。つまりこれがアメリカなのだな。BORDERSでソウヤーの未訳本と黄金の羅針盤を買ってみた。読むかなあ。

渋滞に巻き込まれつつ帰り着き、仕事。三日目からはめんどくさいのでValet parkingを頼むことにした。

ところで首が痛い件ですが、どうもこれ肩こりみたい…。生まれて初めて肩こりらしき症状に出会っているのでよくわかららないのだけど、立っていると楽です。体を動かしていても楽です。でも座ると肩から首の付け根あたりまでが痛い。
肩こり持ちの人って大変なんですね。

“L.A. 三日目 ベニス・ビーチと肩こり” への4件の返信

  1.  いろいろ愉しんでるようで。反対側(太平洋)からふだんの居場所を遠く見やるってのは、必要な感覚ですね。できれば地球の外からも。あの世からも。