国立~青梅~羽村~国立 47.6km

先週の金曜日に思い立ち、青梅の祖母宅へ行くことにしました。

距離は25.2km。散歩にはちょうどいい距離ですがなんせ夜中だったので、立川から上流の多摩川CRの整備状況にやられました。まず立川から八王子方面へ行く中央線のところでぷっつりとCRが切れました。下に降りるところがあるかと思ったのですが周囲には大量の猫がいるのみで道が見あたりません。仕方がないので自転車を担いで河川敷に降り、登りました。なんか違うと思った。
その後昭島市に入り、拝島のあたりでもずいぶんと環境の悪いところを通りました。道は小石+砂でさほど悪いわけじゃないのですが、周囲には外灯がなく、産廃処理場と川の間に残った雑木林のようなところを走ります。これはロードバイクよりもMTBのほうが楽しい道なのかもしれません。
福生から羽村までは比較的快適でしたが、羽村の堰でCRが途切れます。堰を迂回するかたちで阿蘇神社まで(僕が中学校の頃にできた)真新しいCRが続くのですが、そちらに行っていると青梅へ行くには遠回りだということは土地勘がありわかりますのでそのまま奥多摩街道に入ります。このあたりから明らかに斜度がきつくなってきました。山へ向かっているということを意識します。また少年期~思春期を過ごした町ですので、体育の時間に半玉を出したTやAカップ刑事で有名なMや憧れのあの子とか嫌いなあいつらの家々や思い出の中を走っていました。本来ならば鳩胸坂(なんとローカルな地名か)から左に折れて吉野街道に入った方が、千ヶ瀬に行くには無駄な坂を上下しなくて済むので楽なんですが、奥多摩街道は小作台小の下を通る道ですので無理に登りました。おかげでしこたま汗をかきましたし息も上がってしまいましたが、ま、一度目くらいはね。

国立~青梅のルート 25.2km

青梅で一泊し、 次の日は羽村へ。羽村は僕の実家があります。昼過ぎについたのですが花見に行く予定を待っていてくれたらしく、一緒に車であきるの市方面へ。草花公園という公園で、弁当を広げて花見をしました。真ん中の妹が勤めているところがこのあたりにあるそうで、今度自転車で行ってみることにしました。

花見をしていると雨がポツリポツリと。天気予報では晴れで傘の必要なしとのことでしたが、結構な降りです。福生のあたりにはばっちり全身キメたロードバイクの方たちも見かけたのですが、これは悲惨です。とりあえず僕らは家に帰り、僕は雨が止むのを待つことにしました。

こういうとき頼りになるのが、弟の家に行ったときにも役に立った気象庁のレーダー・降水ナウキャストです。雨雲の切れ目をきちんと見せてくれるので、1~2時間の切れ間に賭けるためには必須です。夕方6時頃に切れ間を発見したので、一時間くらいで降り始めることはわかっていましたがそこに賭け出発しました。帰りは多摩川CRなどという悠長な道を走っている暇はないので、新奥多摩街道を車と一緒にひた走ります。 これはわりと新しい都道なので道幅も広く道の整備状況も良いです。立川まではほぼ完全な下り。甲州街道と合流する手前で多少上りますが、1時間ちょっとで自宅に着くことができました。走っている間も雨滴は顔に感じていたのですが、本降りにはならず道もほとんど濡れていませんでしたが、家についてマンションの廊下で荷をほどいていると俄に雨足が強くなってきました。どうやら雨雲の先端あたりに押される格好で羽村から国立まで走ってきたようです。危なかったな。でもこれも降水ナウキャストの一時間予想の通り。また信頼性が高まりました。

青梅~羽村のルート 5.1km
羽村~国立のルート 17.3km