栃木県益子 陶器市

このあいださおんちで知り合った智ちゃんに誘っていただき栃木県は益子まで行ってきました。年に二回の陶器市が開催初日でそれ目当てに。

masiko_1.jpg片道三時間の道のりなので渋谷集合8時!吉祥寺集合7時半!
近年ありえないスケジュールです。朝5時まで仕事をしていた僕は寝ずに参加。
夜あそびの延長のような感じで参加しましたが、着いてみると広い!!
つーか、すごい!陶器だらけ!あっちもこっちも!
一気に目が覚めました。
栃木県を舐めていましたが陶器の町というだけあります。そして陶器に携わるアート系の方々が多いためか、点在するカフェがまたかわいらしい。
現場でgoogle検索したところによると益子焼の特徴は「厚手の素材に茶・黒などの釉薬で大胆な構成の絵付けをするのが特徴」だそうで、これが非常に難しい題材なのだと知ったのは夕方近くになってから。そこまでは陶器全体の愛のバイブス((c)窪塚洋介@落下前)がいまいち掴めず、自分がどれを欲しいのかがよくわかりませんでした。
masiko_2.jpgというのは、せっかく益子に来たのだからザッツ益子焼みたいなものを探したいなと思っていたのだけど、厚手・大きな絵・黒|茶という条件を課すと大量生産品や素人作品との差別化が難しく、素人目にも分かるよい物はそれ相応にぶっ飛んだお値段をつけられていることが多かったようなのです。当然「安くてよいもの」を探していたので、なかなか出会えないのも道理です。
masiko_senrihin.jpgターゲットアイテムは寿司用の皿、コーヒーカップ、お土産ようのマグカップ、ラーメン用どんぶり、などでありましたが、全てのテントをみるのだけでも一日がかりという状況だったのでとてもではないですが目当ての物で満足行くものを吟味する余裕はゼロ。結局パスタやサラダに使えそうな浅皿と最後の最後に目的地でもあったカフェ[STARNET]でやっと見つけた、益子焼っぽいコーヒーカップ×2が昨日の戦利品。次行ったらもうちょっといい買い物ができるかなー。なんだかんだでやはり値段は行ってしまったのです。

masiko_starnet_1.jpg参加者は6名。皆がカフェで疲れを癒している(僕はもうほとんど夢の中へ旅立つ直前)なか、宇野薫似のカメラマン桑島さんがいなくなりました。トイレに立ったのだろうと皆が思っていたら、なかなか帰ってこない。なんと、車を取りに(陶器市を挟んで町の反対側に置き去りにしていた)一人で走っていってしまったのだ。一同大感激。しかも直後に雨が降ってきて、5時半くらいだったのだが一瞬にしてあたりは夜に。ナイス判断。

帰りに佐野SAに寄って、これを購入。

渋谷着は夜9時。帰宅は10時過ぎ。帰り着くなり泥のように睡眠。もりだくさんの一日でした。

虎穴イズカミング

虎穴に入らずんば虎児を得ず というが
やってきましたよ、SK新聞一ヶ月という虎穴が。

虎穴というより虎の口のような気がします。
ぱっくりと口を開けて牙剥き出しでこちらを見ています。

断るルートもあったんだけど、この穴の向こうにビジネスが転がっているという目論見があるので一ヶ月とってみました!!

いやー、ゲームでもこんなドキドキしないな。
Security Level 0.0より怖いぜ。

和訳ブーム(秀丸とALC)

とまあそんなわけでゲームをやるために英文を読む機会が増えているわけですが、このゲームはアイスランドの開発会社が作っているため微妙に英語がおかしい上文語的表現が多い。アイスランドは火山とBjorkの国ですが、氷河だらけで産業もあまりないので英語と情報産業で外貨獲得するのが国策、というのを昔の地理の授業で聞いた覚えがあります。高校の地理は小川先生だったのでまずまちがいなく中学校の授業でしょう。

文語的表現といってもラムのような酷いものではありませんが、わりと難解な単語、関係代名詞や関係副詞を駆使した長い言い回しが多いようです。こういうときはだいたいSPACE ALCのオンライン辞書にお世話になるわけですが、商用パソコン通信時代のNiftyを知っている人ならだいたいの人がその名を聞いたことがあるであろう「英辞郎」がオンラインで検索できるサイトです。最初はいちいちウィンドウを移って検索していたのですが、EVE-ONLINEのオフィシャルサイトに載っているサイドストーリーを訳すのに熱中してしまいいちいち検索するためにウィンドウを移動するのがめんどくさくなってきたので、秀丸マクロを書いてみました。簡単なものですが

copyword;
beginclipboardread;
$engl_word = getclipboard;

run “C:\\Program Files\\Internet Explorer\\iexplore.exe http://www2.alc.co.jp/ejr/index.php?word_in=” + $engl_word + “&word_in2=%82%A9%82%AB%82%AD%82%AF%82%B1&word_in3=PVawEWi72JXCKoa0Je”;

これを.macという拡張子で秀丸のマクロディレクトリ(たいていは秀丸の入っているディレクトリのよう)に入れます。
つぎに秀丸ウィンドウ上の[マクロ]-[マクロ登録]で分かりやすい名前でこのマクロを登録
つぎに秀丸ウィンドウ上の[その他]-[キー割り当て]でCtrl+Dあたりにこの登録したマクロを登録
これで、好きな単語の上にカーソル(マウスカーソルではなくてキーボードカーソル)を載せてctrl+Dをすると勝手にALCを開いてくれます。引数として与えられているwird_in2は中を見ると「あいうえお」なんですが、まあこれは多分エンコードを間違えないようにする呪文でしょう。word_in3はランダムと思われる文字列の羅列です。あるいは定期的に変わるかも知れないので「トップページから検索して下さい」などといわれたら実際に検索してでてくるワードに替えましょう。
(※上の枠内、バックスラッシュ二つ(\\)となっているのは¥半角マーク二つです。)

これですこぶる翻訳環境が快適になったのですが、ちょっとした勇み足で英辞郎の製品版を購入してしまいました。これはPDICという検索ソフトがついてきていて、なかなか高速な検索をかましてくれるんですが、起動しておくと他のウィンドウでコピーした単語を勝手に検索しポップアップ表示してくれるモードがついていて、これが非常にパワフルだったので上記の秀丸マクロの最初の二行以外を削除しました。これでctrl+Dでいつでもポップアップ検索!少しだけ面倒だけど選択してコピーすればブラウザ上でもポップアップします。これで和訳スピードが当社比40%くらい上がったかな。

僕は英語は苦手なんですが和訳は昔から好きで、パズルとして楽しんでいます。下崎から奪ってきたPalm Vxにも小さい辞書を積んで、寝る前にネットからショートストーリーを転送して寝床で遊んでいますがやはり機種的にレスポンスが厳しく感じてきました。何かいいPDAないかなあ。

EVE-ONLINE

eve_cap.jpg
最近の楽しみはEVE Online。いわゆるMMORPGなのだけど、宇宙が舞台。全体がハードSFとして製作されていて、ちょっと前にやっていたEV:NOVAに似ていなくもない。というか、似ている。(ゲームとしての力点はかなり違うけど)
NOVAはいいゲームだったけど肩までどっぷり浸かったSF小説ファンのためのおとなしいゲームだった。
EVEはそれなりにゲームとしてアグレッシブに攻めていて、作り手もゲームを作っている。NOVAの次としても悪くない。
MMO(Massive Multiplayer Online)なのに滅多に人に会わないアンビバレントさだとか、
いい線に洗練されたデザインや控えめながらそこそこのラインを狙ってくる音楽、
それなりにうまくデザインされ回っている経済、全然かっこよくならないキャラクターデザイン、
そして特徴的な時間をかけなくて「も」すむプレイスタイルなど
光栄の大航海時代がキモくて合わなかったところがことごとく魅力的に感じる。
もちろん運営に伴う不満などはたくさん出ているようだが、
それを差し引いても僕が一ヶ月間毎晩遊ばせてくれる程度の器量はあるようだ。

ちなみに日本語化はごく部分的にされている。チュートリアルが日本語化されている以外はチャットルームで使えるくらいで、完全な日本語対応ではない。多言語対応の一部として導入された感じ。
なので、慣れるまでは英語の文章を読む必要があり(慣れると大して文章を読む必要性はなくなってくる)、ヨーロッパのプレイヤーが多いのでプレイヤー間のコミュニケーションも主に英語だ。

月額19$が高いか安いかは人によるだろうが、登録ユーザーは二週間のフリートライアルパスを送ることができるのでやってみたい人は連絡ください。ただ3年前のハイエンドクラスのビデオボードが必要。

以下推奨ハード環境
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