しあわせの理由 グレッグ・イーガン

読んだ本の感想を書くことにした。
感想が出てくるということはそれなりにプラスかマイナスに価値があったということだと思います。
数年後に日記を読み返して何か思うところがあるだろうか。あるだろうな。

ユリシーズを途中でほっといてなんですが。(つまらないのではなくなんとなくほってあるだけです。第二章の途中にいます。今新聞社あたり)

しあわせの理由 グレッグ・イーガン
短編。テッド・チャンを絶賛していたら仲田君から奨められた。名前はずっと昔から知っているが寡作な作家であるため遭遇確率が低く読んでいなかった。
以下ネタバレあり

適切な愛
あらすじ
夫が鉄道事故で危篤状態に陥り、脳以外は生存の見込みがなくなってしまった。保険契約の罠により最も適切で最も安価な夫の生存方法の選択を余儀なくされた妻は、それが「自らの子宮内で夫の脳を二年間保管する」という方法であるということを悩みながらも受け入れる。

感想
危ない谷を覗きすぎ

闇の中へ
何らかの人為的行為の結果、地球上に突如現れるようになったワームホールの欠片。そこは中心へ向かってしかエントロピーが増大しない空間で、光さえも中心に向かってしか進むことができない。しかし中心部にはコアがあり、そこへ到達すれば安全でいられる。無作為に都市部を中心に現れるため内部に取り込まれた人を助けるランナーと呼ばれる職業が発生していた。

感想
ドリラー

愛撫
頭が人間、体が豹というキマイラを発見した警官である主人公。事件を追ううちにとあるイデオロギー信奉集団の存在にいきあたる。

感想
著者は「固定観念」「常識」といったものを崩すのが好きなのだろうか。
悪趣味だけどこちらには免疫が腐るほどあるので大してインパクトがない。

道徳的ウイルス学者
以降未読

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