土星の青い夜

昨日から仲田と小野が遊びに来ている。いつものメンツではあるが、住む場所が離れていてもたまにこうして会えるというのはいいことだ。彼らと会うことで高校生当時の笑いを保持できるというのは健全な気がする。

放送室の面々と会っても楽しいが、彼らはそれぞれ身を削るので年齢とともに危険度が増すような。

saturn_mimas.jpgNASAが送り込んでいるカッシーニという土星探査衛星が撮影した「青い土星」と、衛星ミマスの写真。土星は金色の惑星というイメージが強かったが、部分的に青く見える部分があるらしい。雲のない上層の大気部分が波長の短い(青色の)光を散乱してこう見える、というようなことが書いてあるが、詳しいことは僕は知らない。
黒い部分は土星の持つ有名な巨大リングの影。あの厚い輪の影だから、日照量は激減しているのだろう。土星側から見たら昼でも夜でもない不思議な空が見られるのだろうけれど、土星は硫酸の雨が降るとても過酷な環境でかつガス惑星なので、地表が存在しない。まず着陸(より正確に言えば土星内部への「落下」とでも言うのか?)して写真を撮るなどということはできないだろう。
輪による影の影響をみたかったら、地球にリングワールドが作られるのを待った方が早そうだ。いやそれはないか。

NASAのサイト”Astronomy Picture of the Day“には素晴らしい写真がたくさん(星の数ほど!)あるが、去年のクリスマスに息をのむほど美しい(5Mバイトもある)土星の写真が公開されている。

肉眼でこれを見ることができたら、どんな気持ちだろう。

“土星の青い夜” への3件の返信

  1.  土星さんの写真はなんとまあ素晴らしいなあ。こない美しいものは、肉眼じゃ見えへんし、すぐそこから見せてやる言われても見るの怖い感じがするで。なんや宇宙のこと考えると、頭くらくらする。