ものすごい量のみみくそ

 引越以来耳かきが失踪していて、綿棒で耳掃除をしていました。
 綿棒は綿棒で気持ち良かったのですが、先ほど耳かきの捜索を諦め買ってきたところ、どうも綿棒だけというのがいけなかったらしく、奥へ奥へと寄せられた耳垢が大量に発掘されました。感動して写真に撮ったのですがきれいなものではないのでポップアップにしておきます。
みみくそ

 ところでがんらい僕は耳の穴が狭い上に耳垢が溜まりやすい体質で、ちょっとほっとくとすぐ耳垢が溜まってしまいます。子供の時分に耳鼻科の医者に「よくこれで聞こえるねえ!」と驚かれたこともありました。僕にとってはそれは通常の状態であって、耳垢が溜まっていても聴音検査はパスしていましたし、聞こえにくくなったこともなかったんですよね。
 まあそんなわけで耳垢を取るという作業は一苦労なんですが、母親に耳かきをされるのは気持ちいい反面痛いこともよくあったので、僕はいつも耳かきを効率的にする方法はないものかと考えていました。
 インターネットを初めてしばらくしたころ、OTOSANという「イタリア生まれの耳垢取り」というふれこみの商品が流行ったことがありました(これ)。僕は結局購入に至りませんでしたがパラフィン紙を筒状にしたものを耳につっこみ火をつけるという素敵な商品で、「これこそ僕の探していた商品では」と当時思ったものでした。しかし難聴や外耳炎を誘発するとかアレルギー反応を起こすとか、挙げ句の果てには耳垢が取れないということで行政から指導が入り輸入されなくなってしまっています。外耳炎中耳炎鼓膜炎さらにはヤケド、成分の蜜蝋が耳の壁に付着して取れなくなる恐れがあるなど、なかなかハードな調査結果です。類似品にOTTAMAGATIONというのがありますが今となっては的を射たネーミング。

 で、つい先日新聞の折り込みチラシを見ていたら「耳掃除機」なるものが存在することを知りました。これこそが追い求めていた商品か、と胸をときめかせていたのですが、ちょっと検索してみると「細かい耳垢しか取れない」という記述をかなり見かけてしまい、今回もこの恋は成就せずに終わってしまったようです。

 耳の中を見ながら耳かきができるというこれを買おうかな・・・。USB接続だともっといいんですが。さお情報によるとこれを使った耳かき屋があるとか。ここですかね。一回3千円で大盛況だそうでいいことですね。床屋で耳かきをしなくなったのは医師法との絡みという話ですがどうなのだろう。

VBっぽくてかっこいいやつ
五月に似たようなことを言っている人が

耳かきコレクターなる人たちがいるということを知る。 耳かき博物館
さっきの耳かき屋の紹介ページに「耳垢は開口部から奥へ1.5cm程度のところまでにしか発生しない」ということが書いてあったので、結局の所ふつうの耳かきでいいのかもしれない。
コレクターの人が2980円の耳かきを推奨していたのでこれを巣鴨まで買いに行くというのがベストな気がしてきました。やっぱ餅は餅屋ですよね。