標高2000mにある露天風呂とスーパー山小屋ホテル;高峰温泉に行ってきたよ。その1

11月15日から一泊で、父(以下キムチ)に高峰温泉への温泉旅行に誘われた。
キムチは旅チャンネルで見て行きたくなったらしいのだが、高峰温泉と言われても全く聞いたことがない。ネットで見てみると、長野県と群馬県の県境に位置し浅間山にほど近く、雲海の上にある標高2000mの露天風呂が売りだという。日本秘湯を守る会の会員宿。

思ったこと:
いやいやいや…標高2000mって。空気薄いじゃん。
11/20から冬季のため路線閉鎖、雪上車による送迎あり?閉鎖まで一週間も無いんですけどFFノーマルタイヤでマジで大丈夫?
ランプの宿とか言ってるし、山小屋じゃないのかな?
キムチは温泉宿だと思ってるけど、それって勘違いしてないかな?

宿のブログを見ると「今日の最高気温は2度。最低気温は-4度でした」とか書いてある。


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一抹どころじゃなく片手にいっぱいの不安を覚えるも、仕事が忙しくて直前まで調査時間が取れなかった。
予約の前日、ようやく宿に電話してみると、「ノーマルタイヤで大丈夫ですよ」「凍結したとしても朝だけで、だいたい溶けます」「凍結といっても一部だけですから」「心配だったらチェーン持ってきてくだされば宿のほうで取り付け手伝いますよ」とのこと。「全然心配ないですよ~安心してきてください」みたいな雰囲気で、「ありがとうございます!ではよろしくお願いします!」と安心して電話を切ったんだけど、あらためて言われたことを吟味してみると、路面凍結が確定要素となっていた。全然不安解消してないから…。むしろ片手の不安が両手くらいになったから…。

なんせ天気予報は、ちょうど月曜だけ曇りのち雨もしくは雪。チェーンはオートソックをネットで買う予定だったので、買ってない。今からオーダーしても間に合わない。当日オートバックスあたりに寄っていこうにも、営業時間前に出立予定なので無理。
いろいろ考えたが時間がないので、現地に行ってやばそうだったらトヨタディーラーを探してオートソックのOEMでも買おうということにした。

ウチから高峰温泉へのアクセスは、圏央道青梅ICから鶴ヶ島JCTで関越に入り、藤岡JCTから上信越道へ。小諸ICまででETC平日昼間割引で3400円ちょい(片道)。その後チェリーラインというスカイラインを登ることになる。

群馬県に入って妙義山の景観に喜んでいると、だんだんと植生がカラマツ主体になってきた。紅葉が見事だ。青梅は杉だらけで紅葉は部分的にしか楽しめないので、とても嬉しい。紅葉の中のドライブは楽しいね。

そうこうしているうちに碓井軽井沢ICを越えたと思ったら、にわかに空が曇ってきた。不安である。

小諸ICまで青梅ICからほぼ2時間。運転は車の買い換えを検討しているキムチさんでした。

小諸でお昼。あんまり事前調査の時間がなかったが、蕎麦でも食っておくかということで懐古園近くの草笛に入る。山菜蕎麦。蕎麦は二八でもない、三七くらいの感じ。わざわざ食べに来るというほどではないが、まあまあおいしい。噂に違わぬ量ではあった。

あ、そうそう。いちばん上の写真もそうだけど、写真に文字を入れているのは「商品にはストーリーが必要である」「LOの表紙はコピーがないとだめ」「似顔絵の極意は名前を書くことである」「『奥の細道』で俳句詠むまでに経緯を説明するのってズルいよね」という@nakata0705との会話からの試み。拙いが、許してね。

さて、腹ごしらえもしたし、いよいよ高峰温泉への道を登る。ノーマルタイヤで大丈夫なのか?果たしてどんな宿なのか!待て次回